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覚えるために簡単な方法は、情報を区切って覚える「チャンキング」

情報が多々散乱している現代。いろいろなことを覚えないといけないけれど、いろいろありすぎて覚えられない! そんなとき、まとめて覚えようとせず、あえて区切って覚えることでスッキリ解決するって知っていますか?

【記憶に残りやすい覚え方「周辺情報を知ることで記憶力アップ」】

特定の数でグループ化

人がいっぺんに記憶できる情報量には限界があります。どんなに鍛えても、異なる情報は7つくらいまでしか覚えられないのです。それ以上覚えるときには、情報を区切ってグループ化し、そのグループ単位で覚えるという方法があります。

これを「チャンキング」と言います。

チャンキングの実例

電話番号や製品番号などのような数字の羅列を、3つか4つの区切りで覚えてたりしてませんか? また、歴史の年号を語呂合わせで覚えてたりしていませんか? これがチャンキングの一例です。こうやって区切って覚えたり、語呂合わせというグループを作ることによって覚えるのが、チャンキングなのです。

チャンキングを応用する

これを応用すると、一見別のカテゴリになっているこの作業とこの作業は同じ内容だということに気づいたり、同一カテゴリの扱いになっている作業を分けたほうが覚えやすいということに気づいたりするようになります。

また、あなたがわかりやすいように組み合わせて覚えるのがチャンキングでもあります。4単位、7単位で覚えると楽であると言われますが、自分が覚えやすい単位で覚えればいいのです。気が付くと、いろいろなものを結びつけて覚えることができるようになるのです。

たくさんの情報を記憶することのメリット

チャンキングの方法で記憶をするメリットは、もちろん大量の情報を覚えることにあります。しかし、整理して覚えるというこの手法は、記憶量の増大だけでなく、今まで誰も結びつけて考えなかった情報を結びつけ、新たなアイデアを生み出すということも可能になります。

情報を区切って覚えるという、一見難しそうな覚え方。実際にやってみると、するすると覚えていく感覚が実感できるはずです。頭の中の整理も可能なチャンキング、意識してみてはいかがでしょうか?

※この記事は2014年11月14日に公開されたものです

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