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「今年の漢字」20周年記念『漢字が表す20年の世相展』開催

『漢字が表す20年の世相展』イメージ

日本漢字能力検定協会は、「今年の漢字」20周年を記念し、歴代の「今年の漢字」を一堂に展示する『漢字が表す20年の世相展』を、京都・清水寺において12月1日から26日までの期間限定で開催する。

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同展は、歴代の「今年の漢字」を清水寺の経堂で一堂に展示する初めての試み。20年分の「今年の漢字」と共にそれぞれの年の報道記事や写真を展示し、揮毫映像も上映することで、日本の世相変遷や人々印象に深く刻まれた出来事を振り返ることができる。

同協会は1995年より、その年の世相を表す漢字一字を公募し、12月12日(漢字の日)に応募数が最多となった漢字を京都・清水寺の舞台で発表し、一年間の出来事を清め新年が明るい年になるように願いを込めて奉納している。

第1回目の1995年は、阪神淡路大震災やオウム真理教事件が発生。高まる社会不安を背景に、大リーグでの野茂投手の活躍に心が震えたというコメントもあり、『震』が選ばれた。2011年には、東日本大震災の大規模災害の体験から、身近な人々との繋がりの大切さを実感したという理由から『絆』。2000年と2012年には共に『金』が選ばれたが、込められた意味や想いは異なり、表意文字である漢字の奥深い意義を再認識する機会となった。

観覧料は無料。(清水寺拝観料は別途必要)

清水寺経堂

(エボル)

※この記事は2014年11月06日に公開されたものです

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