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美肌への近道は“内側からのケア”!? りんごの美容効果に期待

トレンド総研は、20~50代の女性500名を対象に「肌」に関する意識調査を実施。調査結果をふまえ、美容ジャーナリストの木更容子氏に、肌への悩みを解決する上でのアドバイスを聞いた。

■「外側」より「内側からのケア」が不十分

「自分の肌に自信がある」と回答した人は20~50代女性のわずか21%だった。20代でも26%と4人に1人にとどまった。また、「季節によって肌の状態が変化する」と考える女性が約8割にのぼり、「乾燥する秋冬は、肌の状態が不安定になる」という女性は9割にも及んだ。日頃の肌のケアは「自宅でスキンケア製品(化粧水、乳液、美容液)を使う」が最多となる一方で、十分な睡眠や栄養バランスのいい食事、適度な運動など、内側からのケアは低い結果になった。さらに「肌のための“内側からのケア”が、普段から十分にできていますか?」という問いにも、「十分にできている」と答えた人はわずか5%だった。

内側からのケアが普段から十分にできている?

内側からのケアが普段から十分にできている?

■約半数が「便秘をしている間は、肌の調子が悪い」と回答

また、今回のケースでは45%と約半数の女性が「便秘がちである」と回答しており、「便秘をしている間は、肌の調子が悪いことが多いと感じる」という女性が61%もいた。「便秘の原因」としては「食生活の乱れ(食物繊維不足など)」が最多となった。

便秘中は肌の調子が悪いことが多いと感じる?

便秘中は肌の調子が悪いことが多いと感じる?

■肌のうるおいは「中から生み出すもの」

美容ジャーナリスト・木更容子氏は「肌のうるおいは、本来「外から補うもの」ではなく、「中から生まれてくるもの」です」といい、スキンケア製品は肌のうるおいが外に飛んでいかないように守るためのものであり、乾かない肌をつくるためには肌の中からうるおいを生み出せる「強い肌」をつくる、という意識が必要と解説する。

さらに、肌は「自分自身が食べたもの」でできているため、「食生活」の見直しが重要だという。「不規則な食事や栄養不足は、便秘を招く大きな要因です。肌の調子があがらない人は、内臓、特に腸をキレイにするための食物繊維を摂るように意識してみると良いと思います」

■今改めて注目をあつめる「りんご」

果物は腸内環境を正常化したり、美肌を目指したりする上で適切な食材だが、特に「りんご」は総合力が高く、おすすめだと木更氏は続ける。

「りんごは食物繊維が豊富で便秘の解消に役立つほか、「りんごペクチン」という物質が便が固くなるのを防いだり、腸内の悪玉菌を除去して善玉菌を増やしたりなど、腸をキレイにしてくれる働きをもっています。さらに抗酸化作用が期待できる「りんごポリフェノール」、むくみの解消につながる「カリウム」、新陳代謝を活発にする「クエン酸」など、美容への効果が期待できる様々な成分が含まれているのも特徴です」

※この記事は2014年10月22日に公開されたものです

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