気力が出ない……。気力を回復させる方法
気力を維持する方法はあるの?

気力を維持するためには、気力のベースとなっている身体とメンタルのコンディションをある程度以上の水準で保つことが必要です。
そのために意識したい4つのポイントを説明したいと思います。
ポイント1:日ごろから免疫力を高める
免疫力が低下すると病気になりやすくなります。
免疫力を高めるには、自律神経が乱れないような生活習慣を心がけることです。
それによって気力が維持できる可能性が高まります。具体的には、適度な運動、栄養バランスのとれた食事、質のいい十分な睡眠は不可欠です。
ほかには、タバコを控える、暴飲暴食しない、といったことも意識できるといいでしょう。
ポイント2:気持ちいい人と付き合う
周囲にイライラを振りまく人、他人の悪口や批判ばかり言う人、自分だけ楽してサボっている人などと日ごろから接していると、こちらの気分が滅入ってくるもの。
そういう嫌な人とは極力距離を置くようにして、一緒にいて楽しい人、明るい気持ちにさせてくれる人、前向きな気分になれる人となるべく接点を持つようにしましょう。
メンタルに対する悪影響を減らし、好影響をもたらす環境に身を置くことが気力維持には効果があります。
ポイント3:タイミングよく気分転換をする
仕事をしていると、どうしても思うようにうまくいかないときがあります。
突然のトラブル、ケアレスミス、イレギュラー対応など、どうしても避けられない事態でメンタルがゆらいでしまうことが起こるのです。
それは仕方がないことであり、そういったことは起こるものだと想定しておくこともストレスを引きずらないためには大切です。
そして、そんなストレスに気づいたら、すぐに気分転換をして切り替えるようにしましょう。深呼吸をして呼吸を整える、カフェに行く、甘いものを食べる、といった自分なりの方法をあらかじめ用意しておき、タイミングよく気分転換することが、気力を低下させないためには有効です。
ポイント4:他人に親切にする
メンタルのコンディションをいい状態で保つためには、心に栄養分を与える習慣もぜひ取り入れてください。
そのひとつの方法が、他人に親切にする、ということです。他人が喜ぶことをして相手の笑顔を見ると、自分もいい気分になります。すると、不思議とメンタルのコンディションも上がっていきます。
ただし、その際に注意したいのが、相手からの感謝を期待しないことです。
せっかく親切にしてあげたのにありがとうのひと言もないなんて……といった気持ちで親切な行為をするのは、そもそも間違いです。
親切は相手に喜んでもらうためにするのであり、相手の感謝を強要するためにするものではありません。そういう意識でいると、かえってストレスがたまります。見返りを求めずに他人のために何かをする。
それを心がけることが、気力の充実につながっていくのです。