お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

気力が出ない……。気力を回復させる方法

笹氣健治(心理カウンセラー)

気力がない、気力が出ないときとは

気力は、身体とメンタルの調子によって左右されます。

気力が出ないときは、身体とメンタルの調子がともに悪いときですが、具体的にどういうときなのか、主な4つのケースを挙げてみたいと思います。

ケース1:病気や生理のとき

病気になって体調が悪くなっているときは気力がわいてきません。

体がだるくなり、頭もぼーっとして、意欲的に行動したり頭を使って何か考えたりすることができなくなります。女性の場合は生理がひどいときも同様です。

身体のコンディションが万全であることは、気力が充実するためには欠かすことができない重要な要素です。

ケース2:疲労がたまっているとき

長時間残業が続いたり、休日もなく働き続けたりしていると、睡眠時間が十分にとれないために疲労が回復せず、身体のコンディションがどんどん悪くなっていきます。

すると、集中力や忍耐力が低下し、がんばろうという意欲もわいてこなくなります。疲労の蓄積も気力低下の大きな要因といえます。

ケース3:生活リズムが一定していないとき

年末年始やお盆のお休みで長めの休暇をとったり、海外旅行に出かけたりして、日ごろの生活リズムとは異なる日々を一時的に過ごしたとき、休み明けでいざ仕事をしようとしてもなかなか気力がわいてこないことがあります。

生活リズムの変化も、気力の低下に影響を与えることがあるのです。

ケース4:大きなストレスを感じているとき

仕事上の大きなミス、上司やお客様からの厳しい叱責、人間関係での悩み、将来に対する不安、といった精神的ストレスも気力低下の原因のひとつです。

ストレスが大きいほど気力は低下しますし、ストレスが継続している状況下ではなかなか気力が回復していきません。メンタルの調子も、気力には深い関係があるのです。

次ページ:気力を回復させる方法

SHARE