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知っておきたい自転車置き場のマナー

昨今の自転車ブームのおかげで自転車が街にあふれています。その自転車は、必ず置場や駐輪場があります。一説には、一世帯一台ぶんの駐輪スペースしか設計されていないと、家族が増えたなどの理由で複数台所有すると自転車があふれて駐輪スペース不足が発生しまうと言われています。これがマンションにおいて三大トラブルのひとつである自転車置き場の問題です。モラルの低いところではマナー違反が横行しトラブルが発生しています。ほんとうのところ自転車置き場のマナーはどうなっているのでしょうか。

■フリー駐輪の場合
基本的に、先に置いた自転車がそのスペースを占有できます。
マンションによっては、いつも定位置に自分の自転車を置いて他の自転車がそこに置かれると移動させてしまう強硬派もいるようです。こうした暗黙のルールは、住民に容認されていても迷惑行為にほかなりません。

■定位置に駐輪の場合
自分のラックや枠が指定されている場合、そのスペースはあなた専用です。
仮に他の自転車が置かれた場合、クレームの対象になりますが、無断で撤去するのは控えましょう。マンションによっては、登録シールを発行して自転車に貼るよう促して放置自転車を判別しています。

■自転車の形状による大きさの違い
自転車には、さまざまな大きさやタイプがあります。自転車置き場は1台のスペースを平均的な24~26インチ車のサイズなどでとっています。
そのため場合によっては、ハンドル、カゴ、荷台、チャイルドシートなどがスペースからはみだし、他の自転車の邪魔になるケースがあります。トラブルの原因にもなるので自分の自転車がちゃんと置けるか事前にチェックしておくとよいでしょう。

■駐輪禁止場所
ベランダ、ポーチ、廊下、非常階段の踊り場などは基本的にNGです。また、室内で保管する場合でもエレベーター内に自転車を持ち込むことを禁止しているマンションもあるので要注意です。

■トラブルが発生したら
対象者が特定できても、直接クレームを言うのは避けましょう。
こじれると怨恨(えんこん)が残り、そこに住みづらくなってしまいます。1対1ではなく第三者である管理組合、もしくは管理会社を通して注意してもらうのが基本です。

自転車の駐輪マナーは、ひとり一人の励行で浸透していきます。またその逆にひとたびルールが破られると真似る人が出てきて収拾がつかなくなってしまいます。くれぐれも独りよがりにならないように高い意識を持つように心がけましょう。

ひょっとこプロダクション

※この記事は2014年10月07日に公開されたものです

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