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入院経験者に聞いてみた、困ったこと・学んだこと

入院中や退院後に困ったこと(複数回答)

ライフネット生命は、20~49歳の男女を対象に「入院に関する調査」を実施し、1,000名(入院経験者500名、入院未経験者500名)の有効回答を集計した。

●入院して困ったことは「体力低下」「暇」「お風呂」
入院経験者に、入院中や退院後に困ったことを質問したところ、最も多かった答えが「体力が落ちた」で33.2%、「暇だった、やることがなかった」が33.0%、「お風呂に毎日入れなかった」27.0%と続く。金銭面では「退院時の支払い」が17.6%、「収入が途絶えて生活が苦しくなった」は8.8%だった。

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また、人間関係で「同室の患者のいびきで眠れなかった」16.0%、「同室の患者のおしゃべりでストレスが溜まった」12.6%という回答もあった。さらに「お化けを見てしまった」との回答も2.0%
あり、50人に1人は経験したようだ。

●入院がきっかけになったことは
入院経験者に、入院中や退院後にした珍しい経験を質問したところ、最も多かったのは「他の患者と、退院後も仲良くなった」が1割半15.0%、「知り合いが同じ病院に入院していた」が9.4%だった。また、「入院がきっかけでお付き合い」した人は3.0%で、さらに「入院がきっかけで結婚」したのは0.8%という結果だった。

入院中や退院後にした珍しい経験(複数回答)

●入院して気づいたこと・学んだことは
入院経験者に、入院を通じて、思い直したこと・気づいたことを質問したところ、最も多かったのは「家族(配偶者以外)にあらためて感謝した」が60.2%、「配偶者・恋人にあらためて感謝した」が36.2%、「友人・知人にあらためて感謝した」19.6%で、周囲に感謝の気持ちを感じた人が多い。

また「自分の健康にもっと気を遣おうと思った」も30.6%で自分の健康についても考えたようだ。
金銭については「貯蓄を増やそうと思った」が全体で20.0%、女性が26.0%、男性が14.0%で、女性のほうが、いざという時の貯蓄について考えているという結果になった。

入院を通じて、思い直したこと・気づいたこと(複数回答)

●入院未経験者の不安なことは
入院未経験者に、もしも入院するとしたら心配なことは何かを質問したところ、最も多かったのは「入院や手術にかかるお金」が86.8%と際立って高く、続いて「入院期間」が63.2%という結果に。既婚層では「夫・妻が1人で生活(家事)できているか」23.4%、特に、「夫・妻が1人で生活できているか(家事ができているか)」は既婚男性の18.3%に対し、既婚女性では29.8%で女性のほうが心配をしているようだ。

もしも入院するとしたら心配なこと(複数回答)

※この記事は2014年10月03日に公開されたものです

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