フォアグラ、マツタケ……、今すぐ行ける働く女子のリッチなせんべろ―“ファミ呑み女子”が急増中
残暑という言葉はどこへやら。あっという間に到来した食欲の秋。会社帰り、秋風が心地よく、ちょっとおいしいものでも食べて帰りたい、お酒でも飲んで帰りたいなと思うときはありませんか。でも、わざわざ人を誘うのも面倒だし、あんまりお金も使いたくない、かといって家で食べるのも味気ない……。そんなときにぴったりなお店を実はすでにみなさんは知っているんです。さて、それはどんなお店なのでしょうか。
■サービスいろいろ“ファミ呑み女子”が急増中
最近、牛丼チェーン店の「吉野家」でお酒を楽しむ「吉呑み」という言葉をよく聞きますが、「ファミ呑み」という言葉は知っていますか? これは、ファミリーレストランでお酒を楽しむことを意味する言葉。すかいらーくグループマーケティング部によると「おひとりや友だち2~3人でお酒を楽しむ女性のお客さまが確実に増えてきております」とのこと。ファミレスは、家族づれや学生が行くところと思っている人もいるかもしれませんが、女子会やママ会をしている女性客も多く、使用シーンはもっと広がっているようです。
さらに、同マーケティング部によると「お酒を楽しんでいらっしゃる女性のお客さまに話を聞くと、明るい雰囲気なのでひとりでも入りやすいし、分煙されているという点で弊社のお店を選んでくださっているようです。また、お仕事帰りなどに何杯も飲みたいわけでもないし、お食事ついでに1杯だけ飲みたいというお客さまも多いようですね」とも。
確かに、牛丼店や居酒屋へひとりで入るのはためらいを感じてしまうという女性や、ガッツリ飲むわけじゃないという女性もファミレスなら入りやすいもの。営業時間も長いので残業が長引いた後でも確実に入れるというのもいいですよね。
■実はファミレスはアルコール類が安い
実は、最近のファミレスでは、アルコール類を気軽に楽しめるようなサービスが展開されています。たとえば、「ガスト」では、「ザ・プレミアムモルツ」のジョッキが449円ですが、2杯目以降は50円オフの399円。一部の店舗では、麦焼酎やボトルワイン(赤・白、一部店舗ではデカンタ)を注文するとプラス100 円でドリンクバーをオーダーでき、焼酎やワインをソフトドリンクと組み合わせて、サワーやサングリア風ワインなどをオリジナルアレンジで楽しめるようになっていたり、グラスワインや梅酒を1杯99円で楽しめます。オリジナルカクテルを作ってもいいし、肌寒いときはあったかいお茶で焼酎を割って楽しむのもいいかも。
そのほか、中華ファミレス「バーミヤン」では、紹興市の紹興酒が1杯100円で楽しめるほか、焼酎のボトルキープもできます。
■オシャレな料理をおつまみ代わりに
また、充実しているのは、アルコール類だけじゃありません。「ジョナサン」では、パーティー感覚でちょっとずつつまめるようにプレミアムなアペタイザーが充実。「フレンチフライ トリュフ塩仕立て」「タコのカルパッチョ」などのほか、サラダも含む250円の手頃なアペタイザーも19品そろっています。赤はボン・ルージュ、白はシャルドネとこだわりがある「グラスワイン」が190円なので、料理2品とワインを一緒に楽しんでも1000円以内で楽しめます。1000円でお酒を楽しむ「せんべろ」。よく「せんべろ」の名店とされているようなディープな居酒屋に行かなくてもファミレスで十分「せんべろ」できるんです。
■高級食材をおつまみに「せんべろ」しよう
さらに、ファミレスだからこそのぜいたくな組み合わせも「ファミ呑み」ならできちゃうんです。ガストでは、10月上旬までフォアグラメニューを展開中。本場フランスのなかでも三大産地のひとつであるペリゴール産のフォアグラを使った「フレンチフォアグラ&ハンバーグ バルサミコソース」(数量限定、店舗により販売有無が異なります)は799円。99円のグラスワインと組み合わせても「せんべろ」できます。同期間販売されている「ポルチーニリゾットのよくばりプレート」799円ならデザートもついて「せんべろ」できちゃいます。
ほかにも、秋の味覚の王様であるマツタケで「せんべろ」できるのが「バーミヤン」。マツタケを使った上湯スープをチャーハンにかけて楽しむ「松茸香る上湯スープチャーハン~XO醤添え~」729円、もちもちの幅広麺に松茸、牛肉が入ったしょう油ベースのスープがかかった「薄切り牛肉と松茸入り3種キノコの幅広麺」729円が10月15日(水)まで楽しめます(一部店舗を除く)。紹興酒と一緒に秋の味覚を堪能する「せんべろ」です。
誰にも気兼ねせずおいしい料理とおいしいお酒で1日をしめくくるのは幸せな気分。高級食材でリッチな「せんべろ」しちゃいましょう。
(浜田彩)
※この記事は2014年09月22日に公開されたものです