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正直なところ、会社の飲み会代はもったいないと思う?

◆会社の飲み会代はもったいないと思いますか?

「もったいない」と感じる人が7割近くと、大半の人が会社の飲み会にはしぶしぶお財布を開いているよう。「気を遣うだけの飲み会にお金を払いたくない」という意見のほか、「大勢で飲むのが嫌い」「お酒が飲めないので同額払うのは納得できない」という声も。一方で、コミュニケーションのために必要な飲み会だから「必要経費として考えている」と肯定的に受け止める意見もありました。

回答者数:236(1年目=6.4%、2年目=3.4%、3年目=8.1%、4年目=11.4%、5年目=13.1%、6年目=14.4%、7年目=8.1%、8年目=10.6%、9年目=9.8%、10年目以上=14.7%、その他=0.0%)/『マイナビウーマン』調べ。2014年8月にWebアンケート]

 

そう答えた理由や、あなたの会社の飲み会の実態をお答えください。

許容予算はメンバー次第

  • 3,500円までなら普通の値段だし、出してもいい。あとはメンバーやどの程度楽しめるかによる。(運輸・倉庫/営業職/4年目)
  • 5,000円が限界。親しい人の歓送迎会なら、2次会も含めてもっと出しても問題ないと思う。なるべく行ったほうがいいと思う。(情報・IT/技術職/4年目)
  • 仲のいい社員同士ならいいかもしれないが、そうでない場合は3,000円くらいまでにしてほしい。(マスコミ・広告/クリエイティブ職/8年目)

私が飲み会に出席するワケ

  • 忘年会や歓迎会などなら補助が出るから。(金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職/8年目)
  • 毎月積立で給料から天引きされており、とられているぶんは回収したいので。(金融・証券/販売職・サービス系/8年目)
  • 女性が少ないので女性は会費がただになるのでラッキー。(金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職/11年目)

飲み会はいい機会

  • まだ新人なので会社のことを知ることができるよい機会だと思い、もったいないと思わないから。(金融・証券/営業職/1年目)
  • 月に1度しかないので、会社の先輩方と仲よくなれるいいチャンス。1回の持ち出しも3,000円程度なので。(その他/営業職/3年目)
  • 行く前は憂鬱になるが、やはりお酒の力もあって上司の日ごろ職場では話せない考えなどを聞くことができるため。(学校・教育関連/事務系専門職/10年目)
  • 仕事では見られない一面が見られたり、年上の人の話はためになることもけっこうある。でも4,000円以上の会費だと高いなーって思う。(自動車関連/技術職/11年目)

聞いて! 下戸の叫び

  • 1円も出したくない。お酒が飲めないから。(団体・公益法人・官公庁/事務系専門職/10年目)
  • 好きでもない人たちと食事しても時間とお金の無駄。そもそもアルコールが飲めないので苦痛。(機械・精密機器/事務系専門職/5年目)
  • お酒を飲まない人と飲む人の金額が同じというのがおかしい。飲まない人向けに食事代のみにしてくれたら、まだ行く気が起きるかもしれない。基本的には大勢で食事するのが嫌いだから。(機械・精密機器/技術職/6年目)

筆者が以前会社員をしていたころ、部署異動があり歓送迎会が開かれることになりました。ひとりずつ料理が運ばれる着席スタイルのお食事会だったのですが、座席は会場のレストランに到着した順番で奥から詰めて座ることに。筆者の席はというと……部署の重鎮のおじさまたちのド真ん中。「ひゃー!」と思いましたが仕方ありません。会がはじまり、おじさまたちは「最近、糖尿病が……」「○○くんは、痛風がひどいらしいよ」という病気ネタで大盛りあがり。若かった筆者はいまひとつ共感できず、相づちを打つのに精一杯でした。正直「だから会社の飲み会って嫌いなの」と思いましたが、おかげでおじさまたちに名前と顔を覚えてもらえたようで、翌日からなんとなく会社での居心地がよくなったように思います。

自分の経験やアンケートの意見にもあったように、個人的には会社の飲み会代は必要経費かなと思います。普段話す機会のない人のことを知るいい機会ですし、仕事場では聞くことができない上司や同僚のホンネや仕事の参考になることなどが聞けることもありますよね。でも、ときには会社の愚痴を言い合うだけ、やたらとプライベートの話をしたがるだけ、というつまらない飲み会もあるのは確か。慣れてくると参加するメンバーを見ればどんな会になるかは想像できるようになるので、筆者は事前に「明日、朝早いから途中で抜けるね」などと理由を言っておいて、1時間くらいでこっそり退散する、という技を使っていました。そうすると、だいたいは早く帰るぶん、飲み代を割り引いてくれることが多かったですよ(笑)。
(text:宇田川ノリコ)

※この記事は2014年09月03日に公開されたものです

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