思い出すと心がチクリ。「勇気がなかっただけ」じゃない!あのとき、恋の告白ができなかった理由
もしも、あのとき告白していたら……。そんな「たら・れば」を言っても仕方がないとわかっていても、ふとしたときに考えたことはありませんか? 告白ができなかった理由を把握することで、今度こそ愛を伝えることができるかもしれません。そこで今回は、働く女性が告白できなかった(しなかった)理由について調査してみました。
■あと一歩が踏み出せず……
・「自分に自信と勇気がなかったから」(33歳/その他)
・「意気地がなかった」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「告白したことがなく、振られた時のショックにどうすればいいか怖かったのでできなかった」(25歳/電機/事務系専門職)
・「学生のときは恥ずかしさがあったけど、あのときにはステキな人がたくさんいたので、1度くらい告白してみればよかった」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
今回の回答で多かったのが、「恥ずかしかった」というもの。あとほんの少しの勇気があれば……。恋はせつないです。
■若かったのかな……
・「自分に自信が持てなかったから」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「若くて、素直になれなかったから」(24歳/建設・土木/クリエイティブ職)
若いときはほんの少しのことでも、自信が持てなくなるもの。また、つい余計な意地をはってしまい、告白のチャンスを逃してしまうこともありますよね。あと少し素直になれていたらと、心にチクリと痛みを感じてしまうものです。
■今の関係を崩せなかった
・「仲がよすぎて振られるのが嫌だった」(24歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「怖くて。彼の返事が怖くて、今の関係が壊れるのが怖くてできなかった」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
これは年齢不問で誰にでも起きそうなことですね。本当の気持ちを隠して友達のままでいるべきか、例え関係が壊れようとも素直な気持ちを伝えるか。哲学者だって、大作家だって答えは出せない気がします。
■理想が高すぎた!?
・「男の人からしてほしいと思っていたから」(29歳/電機/事務系専門職)
これもすごくわかります。男性側も相手の気持ちがつかみきれず、女性のほうからアクションを起こしてほしいと思っているかもしれません。でも、そこは男性のほうがはっきりとしてほしいですよね。
■タイミングが悪かった
・「友人も同じ人が好きだった」(29歳/学校・教育関連/専門職)
・「出会ったときには、翌月に海外転勤になることがわかっていて超遠距離恋愛になるし無理だと思ったから」(32歳/医療・福祉/専門職)
・「彼が遠くの大学に進学が決まっていて、遠距離恋愛は無理だと言っていたから」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)
これもせつないです。「相手に恋人がいたために告白ができなかった」「お互いの家の事情があった」などもありますよね。
■ふられた後を考えてしまった
・「会社の人だから、駄目だったときのリスクが高かった」(28歳/自動車関連/事務系専門職)
・「家が同じマンションだったので、いつでもできるというのと、フラれたときに会うのが気まずいと思い、なかなかできなかった」(29歳/小売店/販売職・サービス系)
特定のコミュニティーの中にいる者同士だと、うまくいかなかったときのことを考えてしまうもの。ましてや仕事にまで支障をきたしそうだったら、ちゅうちょする気持ち、わかります!
後から考えれば「そんな細かいことを気にせずに告白しちゃえばよかったのに!」と思うかもしれませんが、恋の真っ最中にはすべてが繊細で、たったひとことで世界を壊すことがこわくて勇気が出ないこともあるものです。
でももし今、大きく後悔しているのだったら、次の恋では一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。世界は壊れることなく、勇気を出したことでもっと素晴らしいものになるかもしれません。もし壊れても、また作り上げればいいのですから。
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』調べ。2014年7月にWebアンケート。有効回答数275件(22~34歳の働く女性)。
(OFFICE-SANGA 平メイ子)
※この記事は2014年08月30日に公開されたものです