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BGMを使った集中力のあげかたと、気をつけるポイント

人間がリラックスしたり集中したりするときに出現する脳波のことを「アルファ波」と呼ぶことを知っていますか? 近年では、これによりアルファ波を出現させるBGMを用いることで、より集中力を高めることができるようになると話題になっています。

【BGMはモーツアルト! 集中力アップに効果発揮 京大・ハーバード大研究】

しかし、気をつけなければいけないのは音楽を選ぶポイント。今回は、音楽のジャンルからより集中できるテクニックをご紹介します。

単純作業にはイージーリスニング・バロック音楽などを聞く!

イージーリスニングとは、ピアノの軽い旋律、ベース音の心地よいバラードなどリラックスできる軽音楽のこと。イージーリスニングにはボーカルが入らないことが多いため、誰かの声で集中を切らすことがありません。

バロック音楽とは、17世紀から18世紀半ばにかけて作曲された音楽の総称を言います。この時代に活躍した有名な作曲家といえば、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。喫茶店などに流れるクラシックに似た調べはバロック音楽なのです。

ゆったりとした曲調により脳もリラックスでき、集中力をあげることができます。

自分のお気に入りは流さないようにする

自分のお気に入りの曲を流せば気分が盛り上がって集中できるのでは? と思われがちですが、それは逆効果です。なぜなら、集中するというのは、周りの影響からパッと手元のことに意識を移すことができるということなので、好きな曲の歌詞やメロディーなどに気をとられてしまうと集中する目的が作業よりも曲になってしまうのです。

静かすぎる環境もNG!?

人間は、無音の環境にいると逆に集中力が低下してしまいます。というのも、普段人は様々な環境音(テレビや車の排気音、風の音などの雑音)を聞きながら生きているわけですから、それが一切なくなってしまうと、無音の中に環境音を探そうと意識してしまうため、集中できなくなってしまうようです。

適度な雑音のある場所にいることが、集中力を上げるためのポイントです。

昔は、ながら作業といって、音楽やラジオを聞きながら作業することは効率が悪いとされていました。しかし、私たちが暮らしている日常と同じような環境にいるからこそ、人は集中できるのかもしれません。これらのポイントを意識して、リラックスしながら集中力を高めていきましょう!

※この記事は2014年08月10日に公開されたものです

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