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最近の披露宴では「映像演出」が欠かせない! 7割の新郎新婦が利用

「披露宴等で使う映像演出用の音楽に著作権者の許諾が必要かどうか知っていたか?」

音楽特定利用促進機構は、ブライダルシーンで使われている音楽に関する調査を行なった。

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披露宴において「映像演出」を利用したカップルは、全体の70%だった。3年以内に挙式したカップルは80.5%。そのうち1年以内に開催した人は85.0%となり、年を追うごとに映像演出が利用される度合いが増えていることがわかった。

最も多く利用されている映像演出は、「プロフィール映像」で54.8%。2位は「エンディング映像」40.5%。3位は「オープニング映像」24.4%となった。

映像演出作成を会場やブライダル業者に依頼した場合、式終了後に送られてきたDVD等に披露宴の時と異なる音楽が入っていたカップルが11.0%いた。

映像演出などのように、披露宴で利用する楽曲をコピーして、CD,DVD,テープ等を作成する場合、著作権・著作隣接権の権利者に、許可・承認を得る必要があるが、そのことを知っていたカップルは、28.5%と少数だった。

実際に、楽曲をコピーしてCD,DVD,テープ等を作った人の内、音楽著作権(複製権)の処理をしなかった人は63.3%。著作権フリーの曲だけを選んで利用した人は13.6%。JASRACやレコード会社などの権利者と手続きをした人は1.6%。会場や業者などを通して手続きをした人は17%という結果だった。

(エボル)

※この記事は2014年06月17日に公開されたものです

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