「好きなことを仕事にしてはいけない」は、もう古い!?

「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。
【なぜ、好きな人から好かれないの? あなたの「片思い体質」診断】
これは、人は好きなことに対しては努力を惜しまないので、熱心に勉強するし上達のスピードも早い、という意味です。
では、仕事はどうでしょう。
誰もが一度は好きなことをやって収入を得たい、と思ったことがあるのではないでしょうか。
でも「好きなことを仕事にしてはいけない」という言葉もよく聞きますよね。
熱中しすぎて仕事とプライベートの切り替えができなくなってしまったり、成果重視になるため好きなことが嫌いになってしまうなど、色々な理由があげられますが、実際のところはどうなのでしょうか。
そこで、「好きなことを仕事にすべきではない」と思う人がどのぐらいいるのか、アンケートを行いました。
●Q 自分の好きなことは仕事にしてはいけないと思いますか。
はい:10人
いいえ:90人
好きなことを仕事にしてはいけないと回答した方は、全体の1割でした。
「好きなことを仕事にしてしまうと、仕事が辛くなった時に好きなことを嫌いになってしまうかもしれないから」
「経験したので、そう思います。趣味を仕事にして本当に辛い時などあった時に我慢できず、私生活でもその趣味を嫌いになってしまう傾向があります」
「好きなことを仕事にして成功している人は素晴らしいと思うが、私は不器用なので仕事とプライベートは完璧にに分けたい。興味のあることを足掛かりにして、仕事としてのやりがいを見出すことはいいと思う。」
仕事にすることで嫌いになってしまうから、という回答が多く見られました。
やはり、趣味でやっていることでも、仕事になると辛い時があり、そのせいで嫌になってしまうようです。
一方、9割もの方々が、好きなことを仕事にしても良いと回答されました。
「好きなことであれば、嫌なことがあっても、我慢できると思います。
好きなことがお金に変わるのなら、いいと思います。」
「自分が好きならば長く続けられるのではないかと思います。
ただ、趣味で始めたことが収入だけを重視して初心である楽しさを忘れるのは残念に思います。」
「自分の好きなことであれば、困難なことにぶち当たったとしても乗り越えられるから」
「自分の好きな事を仕事にできるのは、幸せな事だと思いますし、それが理想です。」
好きなことなら長く続けられて、乗り越えられるのではないかという意見が目立ちました。
中には、好きなことが純粋に楽しめなくなるのではないかという人もいました。
回答した人は、実際には好きなことを仕事にしたことがない人が多いようです。
今回のアンケートで、ほとんどの方が好きなことを仕事にしてもよい、むしろ好きなことでお金を稼げるのが理想であると考えていることがわかりました。
また、それだけ好きなことを仕事にすることは難しいということかもしれません。
好きなことを仕事にできなかったとしても、後悔の無い充実した人生を歩みたいものですね。
※この記事は2014年06月07日に公開されたものです