お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

キャパオーバーな仕事量を押しつけられたときに試したい! 有効なランチのとり方

おのころ心平

さらに、人間のもっとも身近な消化液「唾液」にご注目を。分泌する場所は3個所あります。舌下腺(ぜっかせん)、顎下腺(がっかせん)、耳下腺(じかせん)と呼ばれ、それぞれ対になっています。少々乱暴ですが、下あごの両脇に3つの唾液腺が対になって並んでいる、とイメージすればわかりやすいでしょう。

そして、どのような食べ方をしたかによって、3つの唾液腺のうち、刺激される場所が変わります。
・舌下腺……前歯で野菜を噛むと、濃度の高い唾液を分泌。
・顎下腺……顎全体を使って肉類を噛むとネバネバした唾液を分泌。
・耳下腺……奥歯ですりつぶすように穀物を噛むと、サラサラした唾液を分泌。
粘度の高い唾液を、最後にサラサラの唾液でうすめて食事を採ることができれば、効率よく消化できるようになります。

というわけで、食べ順をまとめましょう。
基本1 まずは野菜から食べる
基本2 野菜の次は、肉や魚などタンパク質のおかずを食べる
基本3 ごはんなどの穀物は最後に食べる

この「食べ順」を続けると、免疫性に富んだ唾液を分泌させることができます。さらに、これが習慣化されると「物事への理解度」が上がり、優先順位がつけられるようになるのです。ゆっくりと、そして順番を意識して食べることで、膨大な仕事量に優先順位をつけ、しっかりとこなせる「タイムマネージメント力」をサポートしてくれるはずです。「キャパオーバーになりそうなときは、野菜から!」という「ハッピーすいっち」。ぜひ活用してくださいね。

<ハッピーすいっち>
「食べ順すいっち」

<方法>
“野菜→肉や魚→ごはんやパン”の「食べ順」を守る

<効果>
物事の優先順位がつけられ、仕事の効率アップ!

(カラダ心理学者、ボディ・サイコロジスト・おのころ心平)

※この記事は2014年05月21日に公開されたものです

おのころ心平

ボディ・サイコロジスト(カラダ心理学者)。カラダのクセや症状から、そのクライアントの心理状態を読み解き、ココロの生活習慣、カラダの生活習慣改善をうながすカウンセラーとして19年間、2万2000件以上の実績をもつ。
2008年、一般社団法人自然治癒力学校を開校し、これまでの経験やセルフケアに関する知識を講座やワークショップとして全国展開。多くのセラピスト、代替療法家、教育者、医療従事者、ホリスティックドクターへの指導をおこなう。著書に『ハッピーすいっち』(KADOKAWA メディアファクトリー)、『きれいのココロ』(マイナビ)など。

●自然治癒力学校オフィシャルHP
http://naturalhealing-school.org/

●おのころ心平 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/onocoroshinpei/

この著者の記事一覧 

SHARE