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プロに聞く! 美しい素足をセルフケアで手に入れる方法

大島道子

フットケア5月に入り、すっかりあたたかくなってきました。そろそろサンダルを履きたいとお考えの方も多いのでは? でもその前に、一度自分の素足をじっくりチェックしてみてください。ガサガサの足裏やいびつなネイルでは、オシャレも台無しです。

セルフケアで美しい素足をゲットするためにはどうすればいいのか、横浜・元町のフットケア専門サロン aplicieの大島道子さんに教えてもらいました。

■角質ケアはもの足りないくらいがちょうどいい

足裏全体の角質ケアには、最近人気の薬剤にひたすパックタイプが便利。やすりを使用する場合は、削りすぎを防ぐため、往復させずさまざまな方向から動かすのがポイントです。角質は刺激から肌を守ろうとしてできるもの。やりすぎるとかえって厚くなるので要注意です。

「お手入れの頻度は、角質の状態にもよりますが、2週間に1回程度で十分。少しもの足りないかな? というくらいの力加減が実はちょうどいいんです」と大島さん。

■足裏の保湿はスキンケアと同じ発想で

角質ケアをした後は、特に念入りな保湿が必須。顔のスキンケアと同じく、水分・油分のバランスを見ながら、化粧水とクリームで足りないものを補いましょう。足専用クリームは、硬くなったかかとにも浸透するものが多くあります。尿素やビタミンE配合なら保湿力が高く、乾燥が気になる方にオススメです。

ただし、化粧水やクリームが十分に乾いていない状態で靴を履くと、ムレの原因になることも。べたつきが気になるときは、少し時間を置いて浸透させた後、軽くタオルオフするといいでしょう。

■美ネイルはフィットした靴と正しいカット方法でキープ

素足のオシャレを楽しむならネイルも美しく整えたいところ。表面がボコボコと段になっていてネイルがキレイに塗れないという方は、靴が足にフィットしていない可能性があります。理想的なのは、甲の幅はぴったり、指にはゆとりがある状態です。

大島さんいわく「甲のすき間が気になるときは、部分用インソールを指の付け根の下や土ふまずのあたりに入れると、フィット感が増します。また、紐やストラップ付の靴もオススメ。最近は取り外しができるヒールストッパーも売られています。新しい靴を買うときの参考にしてみてください」とのこと。

巻き爪は、爪のカット方法に問題があるケースが多いそう。足指の長さでカットしたあとに爪の角を少しだけ丸く落とすスクエアオフが適切です。両脇の皮膚にあたっている部分は、爪を肌から浮かせるようにやすりで削りましょう。ただし、爪がロールするほどの重症になったら、専門のサロンで見てもらう方が安心です。

■においケアは爪の中と指の間を重点的に

においの原因となる雑菌は、特に爪の中と指の間に繁殖しやすいのだとか。サッと軽く洗うだけでなく、ブラシなどを使いていねいに洗った方がいいでしょう。靴の中で菌を増やさないためには、毎日履くものを変えた方がベター。殺菌力や除湿力がある専用スプレーも効果的です。

日頃からきちんと手間をかければ、美しい素足は手に入ります。これからのシーズンに向けて今からセルフフットケアにチャレンジしてみましょう。

(北乃ユキ)

※この記事は2014年05月08日に公開されたものです

大島道子

横浜元町フットケアサロンaplicie フットセラピスト。お客様の悩みにあわせ、リフレクソロジー・ドイツ式フットケア(ポドロジー・フスフレーゲ)・タラソテラピー・リンパマッサージ・カルジェル ペディキュア・オーダーインソール作成・姿勢&ウォーキングレッスン等のさまざまな施術を提供している。aplicieホームページ http://www.aplicie.jp

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