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ウナギの珍部位を楽しめる専門店「三代目 むら上 大井町店」―オススメ「鰻ひと通り(4本)」1280円。銘酒も350円から

左から、きも焼き・滋鰻つくね・短尺・アスパラひれ焼きの「鰻ひと通り(4本)」1280円

江戸前を代表する食文化であるウナギといえば、鰻丼・鰻重に代表される飯ものイメージだが、酒のアテにもピタリとハマる食べ方がある。鰻串とよばれる焼き物が、それだ。

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鰻串の醍醐味は、鰻丼などで提供される本身の蒲焼きだけでなくウナギのさまざまな部位を味わえること。たとえば、吸物に使われるキモを焼いたり、ヒレなどの意外な部位も工夫しておいしく食べさせてくれたりするところが妙味でウナギ一匹を丸ごと楽しめる、いわばオトナの鰻食文化だともいえる。

大井町駅東口から徒歩5分。活鰻専門店の「三代目 むら上 大井町店」は、そんな鰻串を存分に楽しませてくれる店だ。「毎朝仕入れた国産の活ウナギを部位ごとにさばき、その日のうちに使い切る」のがこだわりだというのは店長の新井進也さん。

しっかりと蒸すことで脂を落とす江戸前の蒲焼きとは異なり、鰻の串焼きでは生の身をいったん白焼きにしてから串に打ち、注文ごとに身を温める程度に蒸してから備長炭で炙る。蒸しの工程が短いため、各部位とも適度に脂の残ったウナギ本来のうま味が堪能できるのが鰻串の醍醐味だ。

●各地の銘酒は350円から

最初は「鰻ひと通り(4本)」1280円からはじめるのがオススメ。ウナギ約7匹分の内臓を寄せて焼くことでホロリと苦み走り野趣あふれる味わいの「きも焼き(単品350円)」と、アスパラに骨ぎわの脂がよくのったコクのあるヒレを巻いて「アスパラひれ焼き(単品250円)」、ウナギの本身を焼いた「短尺(単品500円)」、ウナギの身と鶏ひき肉をたたき合わせた「滋鰻つくね(単品250円)」の4串を盛り合わせたお得なセット。

酒は、青森の地酒「駒泉」350円のほか各地の銘酒がそろい、山形の「十四代」が680円とお手ごろなため人気が高い。

●味と見た目で串料理が楽しめる?!
酒がすすめば、その他の串を単品で追加するといい。まったりとしたコクのある「鰻のレバー」300円や、本身をそいだ後の身と骨を寄せて焼くことで独特の歯応えが楽しめる「赤バラ」250円などが人気。「ごぼうに本身を巻いた『八幡巻き(500円)』やウナギの背の部分をひねりながら巻いた『くりから巻き(500円)』なども、味だけでなく鰻串ならではの見た目の楽しさがあるので注文されるお客様が多いですね」(店長の新井さん)。

その他、「肝にこごり」500円や「うざく」680円、「う巻きたまご」780円など専門店らしい一品メニューもそろうので、グループで訪れた際にも退屈しない。酒の後の食事には「鰻寿司」680円や「鰻焼きおにぎり茶漬け」780円などの粋な飯ものも。

もちろん「うな丼(吸物・新香・サラダ付き)」1680円で〆るのもいいだろう。

【店舗データ】
店名:三代目 むら上 大井町店
所在地:品川区東大井5-7-15
営業時間:火~水/16:30~22:00、金~日/11:30~13:45、16:30~22:00
定休日:月曜

【その他メニュー】
・鰻ひと通り(3本・滋鰻つくね、きも焼き、ひれ焼き)750円
・きも刺し600円
・カリカリ鰻白焼き1000円
※酒=生ビール(中)600円、ハイボール350円、サワー類400円、本格焼酎400円~

※この記事は2014年05月05日に公開されたものです

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