落ち込んでばかりの私とさようなら!ネガティブ思考の対処法「思考パターンをまずは認識する」

同じ経験をしてもめげない人と、めげて落ち込んでしまう人がいます。朝寝坊をして「今日は最悪の日!」と怒りと不満を抱えて1日を送るか、「失敗は今済んだから」とサッと頭を切り替えて1日を送るか、あたなはどちらのタイプでしょう。
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考えがいつもネガティブな方向へ向かう人は負のスパイラルにはまってしまい、うつや不安症に悩むことにもなります。いつも暗い気持ちを抱えた自分と決別したい人はいったいどうしたらよいのでしょう。
脳の再トレから始めよう
ネガティブ思考というのは脳構造に起因する遺伝的な原因もあるようですが、カウンセリングでは認知行動療法(CBT)として自分で自分の行動を認識し、変えていく方法がとられています。不安、うつ、恐怖症、ストレスなどの精神的ダメージを克服するためによく使われています。くよくよした私とはおさらばしたいと思うあなたには脳の再トレーニングが必要です。しかし、サッカー選手が利き足だけでなく、逆の足でもボールを無意識でも完璧に扱えるよう何時間もトレーニングいるのと同じように、脳にも地道なトレーニングを積まなければなりません。
正しい練習法で、いつもなら不安から避けてしまう、または間違いを犯さないようにとストレスを感じる状況でもリラックスして対応できるようなるのです。
思考パターンを認識しよう
CBTはあなたがネガティブな考えにおちいるパターンを認識することから始まります。そしてそのパターンからどうして抜け出せるか、ポジティブな考え方を徐々に学んでいく課程を助ける方法です。練習:2週間、ネガティブな考えが浮かんだときにそれをすべて書き取ろう。それらを読み返すことで自分の反応がどれだけ理にかなったものなのか、過剰反応か、一般化しすぎているかが見えてきます。
思考パターンを変える
私たちは起こることはコントロールできませんが、それにどう反応するかはコントロールできます。練習:いつもの“ネガティブ”な考えが浮かんだら、一呼吸おいてからそのフレーズし直してみよう。「今日は最悪の1日になる」と思ったら「1日のスタートとしては良くなかったけど、これからできることに集中しよう」とフレーズを言い直してみることです。
自分の思考をゆっくり分析することは時間のかかる作業です。1人では混乱してしまうという場合は、カウンセリングへ通ってみるのも賢い手段。付き添ってくれる人がいることは心強い助けとなるでしょう。
参考:Learn to control negative thoughts
http://www.bodyandsoul.com.au/sex+relationships/wellbeing/learn+to+control+negative+thoughts,16637
※この記事は2014年04月08日に公開されたものです