【東京限定】ダジャレ・シリーズの原点、ここにあり! 神田にある珍本を眺めるキティちゃん
47都道府県ごとに存在する、お土産物としてもすっかり有名になった「ご当地キティ」。その全体像に迫るべく、各土地のご当地キティをご紹介していこうというこのコーナー。今回は東京限定の「神田」キティちゃんをご紹介いたします。

「本の街・神田」ということで、ふだん忙しいキティちゃんも、じっくり読書しています。
ところでご当地キティちゃんには、あるひとつの疑惑があります。
それはもしかしたら、いろいろ日本語の解釈が、まちがっちゃってるのかも?という疑惑です。
例えば以前ご紹介した埼玉県限定のサイの格好をしたキティちゃんは、「彩(さい)の国」という埼玉のキャッチフレーズを、動物の「サイの国」だとまちがえちゃった可能性が……。
ほかにもダジャレシリーズに那須限定のキティちゃんがあるのですが、もしかしたら、これもそもそも「那須」という文字が地名だとはわからなかったために、ナスの格好をしちゃったんではないかとか……があります。
これらのご当地キティはキティちゃん渾身のダジャレだと思っていたのですが、それは筆者の勘ちがいだったのかもしれません!?
それを示唆するような作品が、この「神田にある珍本を眺めるキティ」ちゃんです。
見てください。キティちゃんの読んでいる本、右ページには、「“飴”にも負けず、“風邪”にも負けず」と書いてあります。
宮沢賢治先生がこれを読んだら、「ばかを言うな!」と泣いちゃいそうです。
キティちゃんがいろいろまちがえちゃっている件も、この本がもしかしたら原因かもしれません。
ちなみに、本の左ページには、「吾輩は猫である」という文字と、キティちゃんの絵。
私たちは「そりゃそうだろ」なページですが、キティちゃんに果たして意味が伝わっているのか……!?
本の街、神田にはこんな奇書・珍書もそろっています。
神田のみなさん、誰かキティちゃんに、正しい日本語の本を送ってあげてください!
(ファナティック)
※この記事は2014年03月07日に公開されたものです