2014年花粉シーズン、コンタクト装用者の7割以上が、PM2.5や黄砂の影響が「気になる」 -ジョンソン・エンド・ジョンソン調べ
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーは、最近1年以内に花粉症の症状を感じた20~40代の男女600名を対象に、『花粉症についての意識調査』をインターネット上で行い、結果を発表した。調査期間は2013年12月。
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2013年の花粉シーズンについて、PM2.5や黄砂による“目”への影響を尋ねると、「影響を感じた」と回答したのは39.0%だった(「感じた」と「やや感じた」の合計)。2014年の花粉シーズンについては、PM2.5と黄砂の影響が「気になる」と回答した人は、どちらも7割を超えた(「気になる」と「やや気になる」の合計)。
花粉対策をする時期についての質問に、「症状が出る前」と回答したのは、2013年が31.5%だったのに対し、2014年は44.3%に増加した。また、花粉治療のため「耳鼻科」へ通院する人が37.3%であるのに対し、「眼科」へ通院するコンタクトレンズユーザーは18.0%と少ないことがわかった。
花粉シーズン中も、94.5%のコンタクトレンズ装用者がレンズの装用を続けていると回答した。理由としては、「メガネを使用するのが不便」「メガネの見た目が気になる」が上位を占めた。花粉シーズン中は、7割以上の人が普段よりも「かゆみ」「違和感」「目がショボショボする」症状を感じているが、9割以上の人がコンタクトレンズの装用を継続したいと回答している(「そう思う」と「ややそう思う」の合計)。
花粉症対策として、コンタクトレンズを“1日使い捨て”タイプに替えたことがあるのは3割強(「替えたことがある」と「日によって替えたことがある」の合計)。また、花粉症対策として有用ならば“1日使い捨て”タイプを「使いたい」と回答したのは、コンタクト装用者の72.3%だった(「そう思う」と「やや思う」の合計)。
この結果を受け、眼科専門医の深川和己氏は、花粉症シーズンにコンタクトレンズ装用者が気をつけたいポイントとしては、「早めの眼科受診」「花粉シーズンは“1日使い捨て”タイプに切り替え」「花粉をなるべく防ぐ」の3点だとコメントしている。
※この記事は2014年01月28日に公開されたものです