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困っている人にかけると良い一言「明日があるよ!」

「悩んでいる時に、あの一言で救われた」という経験がある人は意外に多いものです。人間の言葉には、私たちの想像以上の力があるようですね。そこで、困っている人にかけると良い一言を、その理由とともに紹介しましょう。

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「明日があるよ!」

何もやる気が起きないほど精神的に落ち込んでいるときには、他人が行動によって力になることは難しいものです。むしろ、何気ないたった一言で勇気付けられることの方が多いようです。失恋して電車の中で泣いている女性に、隣の座席のおじさんが降り際に「明日があるよ!」と彼女の肩をポンとたたいて立ち去ったとき、見る見る勇気がわいてきた、という経験をした女性もいるようです。

「つらいのは今だけさ」

心の傷は他人がいくらサポートしようと思っても、なかなか癒えるものではありません。「助けよう」という親切心がかえって当人の負担になることさえあるのです。暗い顔を見た通りすがりの赤の他人が、同情心から「つらいのは今だけだよ」と声をかけてくれたときのうれしい気持ちが立ち直るきっかけになった、という人もいる程です。

格言にみる効果的な一言

昔の格言にも、落ち込んだ時にはっとさせられる名言がありますよね。そんな一言をかけられてわれに返り、ささいなことでくよくよ悩んでいる自分が恥ずかしくなってしまった、という経験をした人も多いものです。ちなみに、効果的な格言とは「やまない雨はない」「夜明けの前が最も暗い」などです。

自然の摂理の偉大さ触れると心が洗われるような気持ちになるものです。

集団遊戯療法での励ましの言葉

米国の心理学者H・G・ジノット博士は、児童に対する「集団遊戯療法」という実験を行いました。これは集団での遊びによる行動原理が及ぼす心理的影響を調べるものでした。そして、団体で物事を行う際には、お互いに励ましあう言葉が最も効果的であるという結果が得られたのです。

実験は、自閉症などの児童を対象とするものでしたが、精神的に落ち込んでいる成人にも同様のことがいえます。つらいときほど、周りの人々がかける同情の一言がなによりの良薬となるのです。

※この記事は2014年01月28日に公開されたものです

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