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ダメな社員にやる気を起こさせる心理テク「肩書を利用する」

企業のリーダーは、部下一人一人の性格を把握して、彼らの能力を最大限に発揮させることが重要です。そして、任された部署の業績を上げて目標をクリアせねばなりません。そのためには「ダメ社員」を「やる気社員」に変身させることが必要で、その方法について以下に紹介してみましょう。

【やる気がどうもわかない~自己効力感を高めてモチベーションUP!~】

部下の人心掌握がリーダーの責務

リーダーなら、職場の人関係をよく観察しておくことが肝要です。人間には誰しも、欲望と上昇志向があります。これらの性質が強く出る者と、内に秘めているタイプの者がいます。異なる二つのタイプの部下を、どうすれば仕事の成果に生かせるかを考えるのも、上司としての重要な責務です。

そのためには、常に部下たちの言動には気を配っておかねばなりません。

ライバルと競わせる方法

部下のモチベーションを上げてやる気を出させるには、いくつかの方法がありますが、部署内でライバルを作ることは実に効果的な方法です。特に同期に入社した社員同士であればさらに有効でしょう。ライバルが同じ部署にいることで、お互いに相手には負けられないという競争心が芽生え、相手の成績が上回ると、それを追い越そうという気持ちがプラスに働くのです。

職場にライバルを置いて競わせる場合、リーダーが配慮しなければならないのは、両者を常に平等に扱うということです。「相手がひいきされている」と思うと、どうしてもマイナス思考に走ってしまうのが人間というものです。

ただし、仕事の成果については信賞必罰に対処することが大事です。

肩書を利用する

部下をやる気にさせる手法として、肩書を与えるというやり方も有効です。日本は「肩書社会」といわれるほど肩書を重要視する傾向が強くあります。会社には管理職としての役職が規定されているので、「主任」や「チーフ」などという管理職に準じる肩書を作り、将来の管理職を育成することも必要でしょう。

手当などの待遇面もあるので、新しい肩書を作る際には、リーダーとして幹部に提案する必要も出てきます。

リーダーとして、部下が成果を挙げた場合には、それに対する妥当な報酬が与えられるよう、会社側に交渉することも大切です。部下にとっては、「自分たちのことを考えてくれる上司」が一番の理想なのです。

※この記事は2014年01月04日に公開されたものです

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