男女で買い物をするときに重視している情報が違う「男性:比較」「女性:口コミ」

男性と女性は脳のつくりがちがうため、考え方や行動にそれぞれ男らしさ、女らしさが表れます。そしてそれは、買い物をするときにも顕著に表れるのです。具体的に、どのような違いがあるのでしょうか?
【ショッピングにこりごり!な彼と一緒に買い物を楽しむには「候補を絞る」】
男性の買い物の仕方
男性は、欲しい商品があるとき、いくつかの候補となる商品のスペックを調べ、じっくりと比較検討する傾向があります。そのため、買いたい商品が決まる頃には、店員さん顔負けの商品知識を身につけていることも。よく、電化製品のパンフレットの後ろのほうに商品の特徴をそれぞれ分かりやすく表にまとめたものが載っていますが、あれなどまさに男性が好むと言えそうですね。
また、ネットで見られる比較サイトも人気があり、複数の店の特徴をじっくり読み比べ、価格や機能など、自分が求めるラインに達しているかどうかを考える上で参考にしている人が多いです。
女性の買い物の仕方
一方の女性のほうはというと、おしゃべり好きな特徴そのままに、口コミに頼る傾向があります。友人同士の集まりで「あそこの店のこういう商品がよかったわよ」などと聞くと、頭の中にいいイメージが浮かび、その商品が欲しくなるということがよくあります。
特に家計を預かる主婦の口コミネットワークはすごい。自分たちの行動範囲内にある、ありとあらゆる店の情報を知り尽くしているので、うっかり怒らせてクレームがついたりしたら、悪い噂があっという間に広がってしまうでしょう。
女性の場合は、比較サイトよりも口コミサイトを利用する人が多く、商品の詳しい説明よりも、実際に使ってみてどうだったかという情報を重視します。そして、その商品が自分に合うかどうか、部屋に置いてみた場合の感じはどうかなどをイメージして、納得がいけば購入するのです。
イメージを大切にする女性向けの商品は、黒や青が多い男性向けの商品に比べると、色もデザインも豊富ですよね。これも、女性に「こんなきれいなものなら、ぜひ使ってみたい」と思わせるための重要なポイントなのです。
※この記事は2013年12月26日に公開されたものです