とりとめのない長話をコントロールする方法―相づちの数を少なくする

だらだらと、キリなく続いていく長話。おもしろいならまだしも、ついついアクビの出そうな退屈な自慢話となると最悪ですよね。どうすれば、相手を傷つけずに長話をコントロールすることができるのでしょうか?
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相づちの打ち方で会話をリードすることができる
相づちは、どうして使うのでしょうか? 相手に「ちゃんと話を聞いていますよ」「あなたの話に興味を持っていますよ」と伝えるためですよね。それならば、相手の話が退屈で早く切り上げたい場合は、逆に相づちの数を少なくしてしまえばいいんです。
よほど鈍感な人でない限り、相手の反応が薄くなってくれば「退屈してるのかな。もうそろそろ違う話に切り替えよう」と察してくれます。
相手に何か話しかけられたときは具体的に聞いてあげるとよい
話が退屈なのは、内容にもよりますが、たいていは話している側の独りよがりになってしまっているからです。自分という存在を無視して、ただひたすら相手の話したいことだけを聞かされている。楽しいわけがないですよね。
こんなときは、聞いているふりをして聞き流してしまえばいいのです。どうせ相手も気のきいたアドバイスなど求めてはいないのですから。そして、「○○さんはどう思う?」などと水を向けられたら、そのときは応じてあげればいいのです。
ある程度、相手の言いたいことが分かったら、話の核心に触れる
ずいぶん長々と聞かされたけど、だんだん相手が自分に伝えたいことが分かってきた。そうなったら「つまり、こういうことね?」と、話の核心に触れます。すると相手は「あ、ちゃんと聞いていてくれたんだ」と安心することができ、実はうんざりしていたと気付かせずにすみます。
相手の話に同意する
話したいことを理解したら「そうなんだ。私もそう思うよ」と同意してあげましょう。相手はもうそれで気が済んで自然と「じゃあ、もうこの話は終わり!」という空気になります。どんなにイライラしても、ズバっと「もう、いい加減にして!」と言ってしまうのはおすすめできません。
相手がさっぱりした人ならいいのですが、根にもたれてしまう可能性もあります。
※この記事は2013年12月25日に公開されたものです