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説得をする際に覚えておくとためになること「決断を求めるのは3回が限度」

親と子、先生と生徒、上司と部下、そして女と男。人と人とのコミュニケーションの際には、必ずどちらかあるいは両者共が相手を説得しなければならないというシチュエーションがあります。それでは、うまい説得のテクニックとはどのようなものなのか、以下に紹介してみましょう。

【「大変感謝しています」VS「本当に感謝しています」―どちらが心がこもっているの?】

説得力こそが幸福な人生の秘訣

「人生は人と人とが交渉する連続である」という格言があります。たしかに、他人にせよ身内にせよ、自分以外の人との交渉のまとめ方がうまい人は、結果的に明るい人生をおくることができそうです。これとは逆に、人をうまく説得できない人は、誰からも誤解されやすいタイプで、あまり幸福な人生を歩めないように思えます。

つまり、説得術を身に付けることは「幸福の条件」といってもよさそうですね。

雨の日の頼み事は厳禁

子供の頃、おねだりをする時は、親の機嫌がいい時を見計らっていたことと思います。そして、人間の気分というものはその日の気候に少なからず左右される、といわれています。そういえば、雨が降り続く梅雨の時期は、なんとなく憂鬱で誰もが不機嫌になりがちですよね。

つまり、人を説得して「イエス」の返事を貰いたい時は、快晴の日を選ぶことが大切で、そのためには天気予報にも気を配るようにしなければなりませんね。

説得のポイントと相手のメリット

説得のテクニックとしては、「最初は柔らかく、中身は具体的に、そして結論は自信を持って」というのがポイントです。あと、忘れてならないのは、相手に対するメリットを的確に伝えることですね。人は誰しも自分にメリットがない話題には決して同意しないものですからなおさらです。

説得する際には、自分と相手とが「ギブ・アンド・テイク」の関係になることが大原則です。

決断を求めるのは3回が限度

セールスの世界では、顧客が購買の決断をする、そのまさに最終段階のトークを「クロージング」といいます。顧客の購買心を誘導するテクニックは、さまざまな方法がありますが、クロージングに関しては「3回繰り返してダメならあきらめよ」といわれています。

あまりにしつこいトークは逆効果となるからです。

※この記事は2013年12月22日に公開されたものです

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