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堀北真希×松田龍平×余貴美子 Special Interview

(C)「麦子さんと」製作委員会

家族としてではなく
人同士として会話する

 

松田さんは映画で兄・憲男を演じるにあたって、「子どもが成長していく話だなと思いましたね。娘と息子では母親との関係も確かにちがうんですけど、今回は麦子と憲男が同じ目線でいる感じがありました。母親って特別な存在ですよね。 何でも言えるし、甘えられる。でも、それだけじゃなくて、家族という間柄は関係なく、人同士で会話ができるというか。相手を想像することができるようになって、初めて大人と言えるんじゃないかと思います」。それに気づく兄妹の成長物語として演じたそうです。

「麦子と憲男で気づき方はちがうんですよ。憲男は、いなくなって初めて失ったものに気づく。麦子の場合は失うものがそもそもない。一緒に生活してなかったわけだから。その空白の時間を自分で埋めなきゃいけない。その大人になり方がちがうんです」

余さんは彩子について「やっぱり昭和の人間なんでしょうね」と言います。「こだわりがあって、自分の中の責任感において行動する人」と、演じた母親役について語ります。

>>>ひとりしかいない! お母さんのことを思ってほしい……

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