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堀北真希×松田龍平×余貴美子 Special Interview

(C)「麦子さんと」製作委員会

誰もが共感できる
“母と子”という関係

 

幼いころに別れて記憶にもない母親との突然の再会、そして唐突な別れ。事情は特殊ですが、麦子と彩子について堀北さんは「きっと誰にでも思い当たるような関係なんじゃないかなって思いました」と言います。

「麦子とお母さんのやりとり……けんかするところとかも、みなさんに共感してもらえるようにしたいと思いながら演じました」と堀北さん。

松田さんも「すごい難しい話という訳ではないけれど、誰にでも共感できる人間ドラマが描かれていると思います」とつけ加えます。

余さんは「誰もがお母さんがいるわけで、みんな思い当たる節があって。血のつながっている肉親こそ、残酷なことを平気で言えたり、できたりするので、『この感じ、この感じ』と思い出しながら演じていました。あまり深く親のことを考えたことがなかったけれど、ものすごく母親を考える時間ではありましたね」と言います。

実生活ではお母さんととても仲がいいという堀北さん。母親に激しく反発する麦子役について「共感する部分があまりなくて。最初自分が演じるのは戸惑いました」と言います。

「イメージがわかなくて、どうしたらいいのかなって。親子の話と合わせて、麦子が自分の夢を持ちながらも前になかなか進めないところとかも、親近感を持って見てもらえるように、と考えていました」

>>>家族としてではなく、人同士として会話する……

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