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ただの名刺交換を最大限利用できる方法とは?―「肩書」を効果的に

ビジネスの場で、名刺の交換は挨拶でもあり、自己アピールのチャンスでもあります。でも、せっかくの機会、できるだけ自分に有利な展開にもっていきたいと思いませんか? ということで、名刺作成のちょっとしたポイントをご紹介します。

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「肩書」を効果的に

名刺は相手に対して「自分はこういう者です」ということをアピールするためのツール。せっかくなら、単なる自己紹介だけでなく、ちょっと効果的な演出を加えてみてはいかがでしょうか?

名刺の効果アップの作戦として挙げられるものに「肩書」があります。単純な例をあげると、自分の所属を記載するだけでなく、役職名も入れることで相手に「へぇーなんかすごい人なのかも」という印象を与えることができます。

いただいた名刺に「取締役」などの役職名が入っていたら、ちょっと見る目が変わってしまうこともありますよね。これを心理学では「ハロー効果」と呼んでいます。

「ハロー効果」とは、ある強い印象に全体のイメージが引きずられることを言います。例えば「会社を経営しています」と言われたら、それがどんな会社か分からなくても「経営しているなんてすごい!」という目で見てしまいますよね。

同じように「アメリカに留学の経験が」「○○の資格を持っている」……こんなひとことで、相手に「英語が話せるんだ」「○○のエキスパートなんだ」というイメージを持たせることができるのです。

この心理効果を名刺にも効果的に取り入れることで、あなたの印象の強さは、もしかしたら他の人よりひとつ抜け出ることができるかもしれません。役職名だけでなく、関連する資格や、携わったプロジェクトなどを載せるのも効果が高いでしょう。

デザインに注意をはらう

企業によっては、デザインが決まっていて、自由が利かないこともあるかもしれません。しかし、もしも自分専用のデザインの名刺を作成できるなら、やはり相手に訴えかけるデザインで勝負したいですよね。

・文字の書体で印象づける

文字の書体にはそれぞれイメージがあります。明朝(みんちょう)体ならちょっと堅い感じ、ゴシック体や手書き文字風なら、柔らかい印象になります。さらに文字間隔の広さによっても印象が変わります。

・余白の使い方を考える

名刺は小さなスペースしかありませんが、そのスペースにどの程度文字やロゴを配するかで印象が変わります。あえてぎゅうぎゅうに詰め込んでインパクトを出すこともできますし、余白を有効に使って、文字を引き立たせることも可能です。

・情報の盛り込み方を工夫する

自分や企業のサイトをアピールしたい場合、アドレスそのものを記載してもなかなかアクセスしてもらいにくいもの。それなら、検索ワードやQRコードの記載もアクセスにつながりやすくなるでしょう。

いかがでしたか? 名刺は工夫次第で自分に有利なアピール材料とすることができます。「これぞ」という名刺ができたら、あとは「名刺負け」しないよう、自分自身を高めて行きましょう!

※この記事は2013年12月20日に公開されたものです

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