忘年会でまったくウケなかった出し物は?「盆踊りみたいなSMAP」「ももクロは上司が知らなかった」
今年も残すところあとわずか。忘年会で忙しい人は多いのでは? とくに会社の忘年会には、宴会芸がつきもの。練習を積んだとしても、ツルッツルにすべってしまうこともあります。
そこで今回は、一瞬にして忘年会の場を凍りつかせた、さむ~い宴会芸の目撃情報にせまりました。
アイドルの振り付けで……
・「AKB48の『ヘビーローテーション』の振り付けを一生懸命覚えて踊ったが、素人に毛が生えたぐらいの出来だったため、かなりシラけられた」(30歳/金融・証券/事務系専門職)
・「友人の話。会社の同僚たちで、ももいろクローバーZの振り付けを覚えたが、上司がまったく知らずに白けたらしい」(28歳/生保・損保/専門職)
・「モーニング娘。の振り付けをしたら、年下の子に伝わらなかった」(25歳/その他)
アイドルの振り付けは宴会芸の定番ですが、実際はかなりデリケートなもののよう。ももクロは上司世代をシラけさせ、モーニング娘。は後輩世代をドン引かせる。だからといって、全世代に知名度があるAKB48を選択しても、踊りのレベルが低いとやっぱりみんなをシラけさせる。ホントに難しい!
逆に「振り付けも歌も完璧過ぎて、笑うところがなかったことがあります。少しくらい、雑な方が面白いなと思いました」(30歳/ソフトウェア/事務系専門職)という意見も。上手すぎてもダメ、下手すぎてもダメ。もう、どうしたらいいいの!?
無茶なことをやったせいで……
・「おじさんたちが5人でSMAPをやってたけど、盆踊りみたいで全然わからなかった」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「フリスクの一気食いを披露した男子がいた。本人は辛かったと思うが、見ている方は面白くなかった」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
フリスクの一気食いは自業自得だとしても、おじさまたちはちょっと気の毒。凍りつく観衆の前で踊る5人の姿を想像すると、いたたまれない気持ちになります。
ネタを間違えたせいで……
・「高校生の頃、笑点の真似をしたけれどまったくうけなかった」(33歳/ソフトウェア/技術職)
・「耳たぶでギョーザをつくったがうけなかった」(29歳/学校・教育関連/技術職)
どうして笑点? どうして耳たぶでギョーザ? もうちょっと、ネタを選ぶと良かったのかも。
美しい水にドロ水が……
・「会社のメンバー15人くらいでゴスペルを練習したけれど、ド下手な人がいて、その人のせいで完成度が低いと思われた」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
「部や課の全員が参加すること」などの制約があったのかもしれないので、上手ではなかった一人を責めることはできませんが、せっかく重ねた苦労が報われなかったことは、ホントに残念ですね。
リサーチ不足で……
・「同僚の友人(男性)が、上司のためにKARAを歌いながら踊っていた。しかし上司が好きなのは少女時代だったので、『混同するな』と怒られていた」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
みんなを楽しませるはずの宴会芸で、逆に怒らせてしまってはせっかくの苦労も水の泡。仕事も宴会もリサーチが大事ということか……。きびしい!
まとめ
まだまだ忘年会シーズンは続きます。これから宴会芸を披露する予定だという人は、その場の空気を凍りつかせないよう、充分に注意してくださいね!
※「マイナビウーマン」にて2013年11月に、webアンケート。有効回答数231件。
(OFFICE-SANGA 岸 明花里)
※この記事は2013年12月17日に公開されたものです