複雑な話をするときにうまく伝わる方法「まとめを入れる」「賢者は簡単な用語を使う」

会議などで複雑な話をしていて、ついつい説明が長くなり気がつくと自分以外の皆はポカーン。中には明らかに眠そうな人もいる……なんて経験ありませんか? ここでは、複雑で込み入った話をするときにもうまく伝わるワザをご紹介します。
【【働く女子の実態】会議でデキる女と思わせるための7の方法】
これであなたのプレゼンもスッキリ、参加者も眠気シャッキリ!
まとめを入れる
最初に「これから話すのはこんなこと」と要約してしまう方法がひとつです。例えば「来年の予算をこれだけ欲しいので、そのための提出資料を皆さんと共有することが会議の趣旨です」など。途中に話のまとめを入れるのもアリ。
例えば一通り説明が終わってから「つまり趣旨はこういうことです」と、簡単にまとめたようなものを加えると頭に内容が入って行きやすいのですね。プラス、「ちょっと複雑な資料ですが、皆さんにはどうしてもお伝えしたいので」などと加えると参加者のあなたのプレゼンへの誠実度もアップします。
聞き手を知る
話をするのはあなたひとりでも、そこに一人でも聞き手がいる限りそれは双方向のコミュニケーションでなければいけません。よく相手がそこにいないかのようにプレゼンを進める人もいますが、これでは話の内容が複雑になればなるほど、相手には伝わりません。
今日の聞き手は誰なのか、その人たちの興味のあるポイントはどんなところなのかあらかじめシミュレーションし、それによって強調するポイントを決めておくといいでしょう。また、話に会話、質問を入れていくだけで相手も聞き手から参加者モードに切り替わります。
ぜひお試しを!
賢者は簡単な用語を使う
専門用語やカタカナ用語をやたら使いたがるのは、自分に自信がなくてそれらを多用することでよろいを着ているケースか、その専門用語を使い慣れてしまってそれが相手にとって不親切であることに気づかないケースがあるでしょう。
どちらにしても複雑な話をさらに複雑にしてしまう専門用語の多用はオススメはできません。本当の良い説明はシンプルで小学生にでもわかるものだという指南もあるくらい。なるべく簡単な言葉を使ってコミュニケーション上手を目指しましょう!
これら3つのポイントをマスターするために一番大切なのは、実は「相手の立場にたつこと」なのかも。まとめを入れたり聞き手を知ったり簡単なボキャブラリーを使ったり、全ては相手の立場に立っているからできること。
ステキ女子は、外見ばかりでなく内面もステキ、というわけなのですね。
※この記事は2013年12月08日に公開されたものです