働いてみたいブランド1位は「ディズニーランド」。女性支持を集める
アルバイト・パートを中心とした採用コンサルティング業を展開しているツナグ・ソリューションズと、採用業務支援システム「リクログ」、「リクオプ」を展開するHRソリューションズは、15~59歳の男女5,483人を対象に「働いてみたいブランド」調査を実施し、「アルバイト人気ブランドランキング2013」を発表した。調査対象ブランドは小売・飲食ほかサービス産業150ブランド、期間は9月27日~29日。
【30歳を過ぎてから、やってみたいと思うアルバイト「かわいい制服のウエイトレス」「神社の巫女さん」】
「働いてみたいブランド」の総合ランキング1位は、東京ディズニーランドだった。性年代別にみると、女性は回答者2,729人のうち755名が支持。一方男性では、20~29歳のみが1位で、他の年代では5位以下と大きく偏りがみられる。
2位にランクインしたのは「無印良品」。性年代別にみても偏りが少なく、広く支持を集めていることがわかった。そのほか、3位「イオン」、4位「TSUTAYA」、5位「セブン-イレブン」、6位「ローソン」、7位「スターバックスコーヒー」と続き、普段の生活で身近に店舗があり好んで利用しているブランドが、働く先としてあげられていることがうかがえる。
また「業種別のランキング」では、2位以下に大きな差をつけて、「小売(ショッピングセンター、コンビニエンスストア、CDショップ等)(8,938票)」がランクイン。次いで、「アパレル」、「アミューズメント」、「カフェ」となり、「働いてみたいブランド」上位企業に小売が名を連ねている結果が、そのまま表れる結果となった。
なお、求職者が応募時に重視する点は、「シフト」、「場所」、「給与(時給)」、「仕事内容」の4要素で86%を占めている。同社では、少子高齢化が進むとともに、サービス業の非正規雇用が増え続けているため、若年求職者層の不足が著しくなっているとコメント。企業の採用ターゲットは「シニア」や「女性」にシフトしているものの、「若年層とは違い、物理的な距離や勤務シフトを重視する傾向が強いと考えられる」と分析している。
※この記事は2013年12月04日に公開されたものです