お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

彼は結婚する気がある? 婚活男子のホンネを知る方法

恋愛部長

■「結婚に向けたお試し期間」を楽しむ余裕をもつ

結婚観はばっちり合っている、と思っても、彼から見て、自分が決め手に欠ける存在であることもあるでしょう。こればっかりは、相手あってのこと。いくら自分と彼が似合っていると思っても、彼がそう思わなければ意味はありませんね。その場合は、少し自分の熱を冷ますことです。いまは「彼しかいない!」と集中してしまっている状態だと思いますが、そういう、誰かひとりに集中して思い悩んでいる女性というのは、恋愛コンディション的に見ると、あまりよろしくない。つまり、魅力が半減している状態です。どんなに普段はモテる女性だとしても、自分が相手にのめりこみ、執着している場合は、いつも振りまわされ、自信もなくなり、モテない女性のようなおどおどした振る舞いになってしまいます。それでは、うまくいくものもうまくいきません。

ましてや、ことは「結婚」です。なんとか結婚に持ち込みたい、という女性の気迫は、怨念のような激しさで、相手に伝わってしまいます。それがまた重く、相手からすると逃げ出したくなる、もしくは逃げ道を見つけたくなる原因になっています。一度、深呼吸して、いまの気持ちを手放しましょう。彼と結婚したい、しなくては、という焦りは捨てましょう。付き合っているんだから結婚に進まなくては、という思い込みもこの際捨ててください。彼も、あなたも、自由の身なのです。契約関係にはありません。付き合っているからと言って、結婚に向かっているわけでもない。いまは、結婚を念頭に置いて、お試しの付き合いをしている期間中なのです。

いつの間にか、彼をロックオンするために躍起になっていませんでしたか? 彼が本気なのか、結婚する気はあるのか、そればかりを遠まわしに探るような言動をしていませんでしたか? そういう、成約に向けての怖い努力はいりません。大事なのは、このお試し期間をどれだけ楽しめるか。自分もまた、彼という人間で本当にいいのか。自分の追い求める理想の結婚を実現できる相手なのか、改めて評価し直すこと。そして、彼にだけ集中しないために、こちらもまた別の可能性も検討しておくといいでしょう。と言っても、彼と同じように婚活サイトに登録し直すということではないですよ。友だちの紹介や趣味の集いなど、婚活っぽくない場面で、ほかの男性を見ておく、というくらい。彼に集中しすぎないための方策です。

男性は、こちらが少し鷹揚に構えて、ほかに行ってしまえるくらいの気持ちの余裕を見せると、逆に追いかけてきたりするものです。「結婚」というゴールが見えているからこそ、焦る気持ちもわかりますが、そのゴールのせいで、目の前の彼の気持ちが見えなくなってしまうことも多々あります。まずは、落ち着いて。いま現在の彼の気持ちが本当に自分に向いているのか、どれくらいの熱量で想われているか、冷静に分析してみてください。そして、その好きという気持ちをどれくらい上げられるか、彼の結婚というハードルを越えるには、どんな部分を満たしていなくてはならないのか、もう一度考えてみてください。

登録を消していないのは、確かにマナー違反ですし、おもしろくないのはわかります。でも、彼のほうも、それだけ本気で本当に合う結婚相手を探したいのかもしれません。「この人は、いつまでもいろいろな女性を比較して本命を決めたい生き物なのだ」と割り切るしかありません。そして、また、彼らにとって、結婚は現実そのものだということ。少しでもいい条件の結婚相手を探して合理的に行動しているだけなのだということを理解してください。

そのうえで、どんな行動で彼を完全に振り向かせ、その気にさせられるかの作戦を立てるべきだと思います。結婚は女性にとっても人生を賭けた大事な選択ですから。冷静に、そして前向きに対処できるといいですね。

それでは今回のまとめです。

【婚活男子の心理とその対策】
1)婚活サイトは、玉石混交。値段が安い、本人確認が甘いところには、冷やかしの人も混ざっているので注意
2)婚活サイト経由で出会ってすぐに、「結婚しよう」とか「付き合おう」などと言う人は怪しい
3)婚活サイトやお見合いには、YESかNOの二択しか選べないので、「もう少し見極めたい」という場合でもとりあえず付き合ってしまう場合がある
4)婚活サイトやお見合い経由で出会い、付き合っていても、もっと条件のいい人が現れるのでは? と考えることも多い
5)婚活サイトにいる男性は特に、高い理想の女性を追い求めていることがある
6)婚活サイト経由で付き合ったのに、まだ登録を消していないのは、遊び目的でない場合は、まだ相手に結婚の決め手を見いだせないから
7)婚活男性の結婚観をしっかりリサーチする。自分に足りない部分は補っておく
8)自分が相手の男性が思う理想の結婚とは相いれない考え方ならば、付き合い自体をやめたほうがいい
9)付き合っている相手に執着して、結婚に持ち込もうと焦ることが、うまくいかない原因になることは多い
10)相手の行動にばかり気を取られず、ほかの可能性も探っていこう

※この記事は2013年11月28日に公開されたものです

恋愛部長

自身の豊富な失恋経験・恋愛アドバイス経験をもとに、恋愛ブログ「恋はいばら道」を連載中。10代から40代まで幅広い女子の共感を呼ぶ。著者に『28歳からの必勝ルール 恋愛部長の恋のムチ』(大和出版)、『にっちもさっちもいかない恋がうまくいく本』(大和出版)など。

この著者の記事一覧 

SHARE