あのツールドフランスが埼玉県で開催―10月26日

2013年10月26日に、埼玉県さいたま市で『さいたまクリテリウムbyツールドフランス』という自転車のレースイベントが行われます。今回は、この自転車好き必見のイベントについて、ご紹介します。
【自転車購入の年間支出額は平均2,475円。1人あたりの自転車店件数1位は山形県】
世界初のツール・ド・フランスの名を冠したレースイベント!
『ツール・ド・フランス』とは、23日間で主にフランスを一周する自転車レース。本場ヨーロッパでは、オリンピックやサッカーのワールドカップと並んで「三大大会」と称される世界最高峰の自転車レースです。1903年から開催(戦争時は中断)されており、今年2013年で100回目を迎えました。
市街地だけでなく、アルプスやピレネーといった山脈地帯も走る過酷なレースですが、それゆえに見ている者に感動と興奮を与えます。優勝者には「マイヨジョーヌ」という黄色いジャージが贈られます。
今回のイベントは、世界で初めて『ツール・ド・フランス』の名を冠した競技イベントになります。
短い周回コースを走るクリテリウム
今回の自転車レースは、「クリテリウム」という形式のロードレースです。自転車のレースと聞くと、山道や市街地を進んでいく形式を想像すると思いますが、このクリテリウムは「短い周回のコースを周回する」レースになっています。
周回レースなので、目の前を選手たちが何度も通過し、そのたびにプロロード選手の圧倒的なスピードや高度な駆け引きを楽しむことができます。また、コーナー部分でも、ハイレベルなコーナリングテクニックを間近で見ることができます。コースのどこから観戦しても自転車レースのすごさを感じられるのがクリテリウムの醍醐味です。
ツール・ド・フランスの興奮が日本でも味わえる!?
大会の見どころは、なんといってもツール・ド・フランスで活躍する選手たちの「生の走り」を見ることができる点です。今年のツール・ド・フランスに出場した『チームスカイ』『モビスター・チーム』『キャノンデール・プロサイクリング』など、全部で8チームが出場予定です。
出場選手の中では、100回大会の総合優勝選手である、『チームスカイ』のクリストファー・フルーム選手に注目です。ツール・ド・フランスを制した超一流の走りは見逃せません。また、新城幸也選手や別府史之選手といった日本人のプロロード選手にも注目です。
運営事務局にお話を伺ったところ、レース観戦だけでなく、サイクルフェスタやフードコートなど、「お祭り」としても楽しめるイベントになっているとのことです。自転車好きはもちろん、そうでない人も楽しめる『さいたまクリテリウムbyツールドフランス』。週末のお出掛け先の候補にどうですか?
さいたまクリテリウムbyツールドフランスHP
⇒http://saitama-criterium.jp/index.html
(貫井康徳@dcp)
※この記事は2013年10月25日に公開されたものです