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旅行中もつながっていたい? 世界の旅行者の87%「旅行中にモバイルデバイス使用」

画像はイメージ

世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor(R)」は、旅行におけるモバイル&ソーシャル利用市場動向調査を発表した。調査の回答者は宿泊事業者10,469名とオンラインで旅行を予約し、過去1年間に最低1回旅行をした成人消費者19,692名以上で構成されている。

同調査によると、世界各国の旅行者のうち87%が旅行中にスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を使用していると回答。最も多いのはインドネシア人旅行者(98%)で、日本人旅行者は81%という結果ながら、世界で最も少ない結果となった。また、18歳から24歳までの年齢層の利用が最も高く(94%)、女性の利用(88%)は、男性(85%)をわずかに上回る結果となった。

とりわけ、その多くが旅行中も友人や家族とつながっていたいと考えており、その主な理由に、自分だけが取り残されるのではと不安や焦りを感じると回答している。モバイル使用の主な理由は通話(73%)と、ショートメッセージ(SMS)を含むメール(62%)が上位を占めた。

旅の計画・実行におけるソーシャルメディア活用の現状について、日本人旅行者の5人に1人(21%)が、直近の旅行でソーシャルメディアを利用しており、主な利用目的は、おすすめ情報の入手(84%)、目的地の写真と動画の閲覧(58%)、アクティビティや観光に関する情報検索(54%)、割引検索(34%)となっている。

また、世界中の旅行者の61%、また日本人旅行者の53%が、旅行期間中のかなりの時間をソーシャルメディアに費やしていることが判明。同時に、日本人旅行者はおすすめ情報の検索にソーシャルメディアを利用することが多く、家族や友人の近況確認を目的とした利用は少ない傾向にあることも示された。

旅行期間中のソーシャルメディアの利用目的として、各国の旅行者の8%が「友人に自慢する」と答えており、11%は「友人に自慢できなければ旅行の意味がない」と回答した。この設問からは、インド(37%)やインドネシア(30%)の旅行者は、友人に自慢する目的でソーシャルメディアに旅行についての投稿を行う割合が高く、一方、ギリシャ(5%)、イタリア(8%)、日本(9%)は低い傾向にあることが明らかになっている。

※この記事は2013年10月25日に公開されたものです

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