日本人旅行者79％が外出・外食等を抑えて旅費を捻出!?　トリップアドバイザーが大規模な旅行動向調査を発表

アメリカに本社を持つ旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」は、全世界の宿泊事業者および旅行者を対象にした旅行市場動向調査「トリップバロメーター」の調査結果を発表した。今回の調査では、世界19,000人を超える旅行者と10,000人を超える宿泊事業者が回答した。

このほどの調査では、2014年の経済を楽観視する旅行者は世界平均32%に対し、日本は22%となり、旅費を増額する旅行者は世界平均39%に対し日本は22%で、56%が据え置くと回答している。つまり、日本の消費者は世界平均と比べ旅費を増額する傾向が低いが、一方で79%が旅行のためなら外出や外食、ショッピングなど他の娯楽を犠牲にしてもよいと考えていることもわかった。

その他、今年の日本の旅行者の多くが自分の国を再発見したいという目的で国内旅行を計画する傾向にあることや、海外旅行でもアジアの人気が高く、近場傾向にあることなども発表されている。また、日本のホテル業界では国内旅行者が圧倒的に多いものの、アジアからの旅行者が増加していることなども調査結果として報告されている。

※この記事は2013年09月11日に公開されたものです