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自然に団結力を高める方法とは?「共通の敵を作る」

学校や職場で、きのうまでは口もきかないほど仲が悪かったのに、急に仲良くなって一緒にお弁当を食べていたりするという光景を目にしたことはありませんか?それはもしかしたら、共通の敵ができたのかもしれません。

【「あなたはやさしい」「自分は明るい」言い続けると本当にその通りになる心理とは?】

レッテルを貼られる恐ろしさ

インターネットが発達していくにつれて、その弊害を被る対象も増えていきます。例えば、ある企業に一方的に恨みを抱いている人(就職試験で落とされたなどの理由が多い)が、
「あの企業は最低だ。こんなひどいことをしている」などと事実無根な内容をネットに書き込むと、本当のことを判断しようのない第三者がその情報を安易に信じてしまい、その結果、企業イメージに大きな傷がついて大損害を被るという信じられないようなことが起きてしまうのです。

良いレッテルならいいのですが、悪いレッテルを貼られると再び信頼を取り戻すのはとても難しくなります。

グループ内の関係をよくするために使われることもある

人間同士が団結するときには、そこに共通の敵がいるとまとまりやすくなるものです。例えば、社内で一番人気のイケメン社員を奪い合ってライバル関係にあった女子社員が、イケメン社員のお気に入りのかわいい新入社員の女の子を共通の敵とすることで団結しあったりしますよね。

「あんなオカメのどこがいいのよ」「私たちの方がイケてるよね」などと励ましあうことで恋愛に対する士気を上げていくのですね。

ライバル企業や部署に対してレッテルを貼る

社員一丸となってひとつのプロジェクトに挑もうというとき、相手の企業や部署に対してレッテルを貼り、それを利用して「あんなやつらには負けないぞ!」と士気を高めていくことができます。

同じ会社に勤めているというだけでも仲間意識はあるのですが、個性がバラバラな人間の集まりをひとつにまとめていくのは容易なことではありません。

そこで必要なのが共通の敵をつくることなんですね。「絶対に負けられない相手」ができることで皆の仲間意識が高まり、より団結することができます。

※この記事は2013年10月23日に公開されたものです

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