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「あなたはやさしい」「自分は明るい」言い続けると本当にその通りになる心理とは?

人は、「あなたはこういう人だ」と決めつけられると不思議とその通りになっていきます。それは、どうしてなのでしょうか?人間の心のメカニズムを知り、今後の生活に役立てていきましょう。

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いいレッテルを貼られた人はどんどんいい方向に向かっていく

「レッテル効果」という言葉をご存じでしょうか?人に「あなたはこういう人だ」と言われると、本当にその通りの人間になっていくというものですが、このレッテル効果をうまく利用すると、あなたも、あなたの周りの人も皆いい方向に向かうことができます。

やり方は簡単。自分自身にも、周りの人にも「私(あなた)は明るい人」「私(あなた)は前向きに努力のできる人」「私(あなた)は思いやりのある優しい人」というように、ポジティブなイメージの言葉でどんどん語りかけていけばいいのです。

ポジティブな言葉をかけられて嫌な気持ちになる人はいませんし、言われ続けているうちにどんどんその気になっていきます。

悪いレッテルを貼られた人はどんどんよくない方向に向かっていく

逆に、「お前はダメな人間だ」「お前は悪いやつだ」などというようによくないイメージのレッテルを貼られてしまうと、やがて自分自身でもそう思い込むようになり、その結果、本当にそういう人間になってしまいます。

人に対して悪いレッテルを貼ってしまう時というのは、自分自身に余裕がない時です。焦りから、他人のちょっとしたことが許せなくてつい責めるようなことを口にしてしまいます。

しかし、そんなことをしても自分が一時的にスッキリするだけで、悪いレッテルを貼られた人はとても傷ついています。不用意に放った一言が一人の人間の人生を左右することもあるのです。

それは自分自身についても同じことが言えます。「私はダメな人間なんだ」と思い込んでしまうと、本当にダメな人間になってしまいます。

いいところ探しをしよう

人には、必ずいいところがあります。それはその人にしかない貴重な魅力。それをできるだけ探すようにして、そして口に出して伝えてあげると、その人は「自分にはそんないいところがあったのか」と気付いて自信を持つことができます。

その自信をきっかけにして、どんどんいい方向に向かっていくかもしれません。あまりわざとらしいのは考えものですが、人のいいところに気付いたら可能な限り伝えてあげるといいでしょう。

自分自身に対しても同じです。自分のいいところに気付いたら、自分を褒めてあげてください。自分を大事にすると、その気持ちに応えてもっとすてきな自分になることができます。

※この記事は2013年09月10日に公開されたものです

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