インタビュアに学ぶ!好きな人をその気にさせる会話テク「相手を持ち上げる」
相手をその気にさせるって難しいですよね。熟練のインタビュアは、なぜ、あんなにも自然に相手をその気にさせ、会話を引き出すことができるのでしょうか?そのコツをご紹介します。
【好きな人をデートに誘うときの会話テク「頼る」「デートと言わず相談する」】
相手を持ち上げる
会話をしていて気持ちいいと感じる相手とは、どんな人でしょうか?こっちが何を言っても「でも」「それよりも」というように否定ばかりする相手とは話をするのが嫌になってしまいますよね。その反対に、「この人ともっと話がしたい!」と思わせる相手とは、「すごいですね!」「へぇ、知らなかった~」というようにうまく相手を持ち上げることのできる人です。
「もっと話が聞きたい」という気持ちを言葉にすることで、相手もうれしくなり、どんどんしゃべってくれるんですね。
驚きの気持ちを強調する
話していて、相手から「そうなんですか!知りませんでした」などと言われると、自尊心をくすぐられてうれしくなりませんか?そして、この人にもっともっといろんなことを教えてあげたい、知ってほしいと思いますよね。
このように、相手の自尊心をさりげなくくすぐる話し方は特に目上の人に対して有効です。ただし、極端に自分に自信のない相手に使う場合や、驚きの表現があまりにもわざとらしかった場合は「バカにしてるのか?」と思われてしまうこともあるので気をつけましょう。
倒置法と身ぶり手ぶり
「倒置法」とは、文節を普通とは逆にすることです。例えば、「犬が歩く」を倒置法にすると「歩く、犬は」となります。倒置する言葉を強調するために使うものであり、この例では「犬は」をわざと後ろに持ってくることで歩いたのが犬であることをより強調したんですね。
この倒置法を使って、驚きの気持ちを相手に対して強調してしまいましょう。「赤がお好きなんですね!」よりも「お好きなんですね、赤が」と言ったほうが気持ちが伝わりやすくなります。さらにそこへ驚きの気持ちを表現する身ぶり手ぶりを加えればさらに効果的です。
※この記事は2013年10月22日に公開されたものです