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相手の反論を封じ込める方法「些細な問題点を全体の問題であるかのようにすり替える」

お互いに反論が続いていつまでたっても議論が終わらないとうんざりしてしまいますね。こんなときは、思わず相手が言葉に詰まるような揚げ足を取ってしまうと効果的です。

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重箱の隅をつつく

相手の反論を止めてしまうには、相手がこちらに対して何も言えなくなるような状況を作る必要があります。そのための手段として、本当は問題にもならないようなどうでもいいことをわざとほじくり返す「重箱の隅をつつく」というやり方が有効です。

相手がつっこまれると困ることについて「さっきこう言ってたじゃない!」などとやると、それが本当のことであるだけに相手は何も言えなくなってしまいます。

些細な問題点をあたかも全体の問題であるかのようにすり替える

ただ重箱の隅をつつくだけではなく、そこをきっかけにして、あたかもそれが原因で問題が発生しているのだと思わせてしまうのです。

例えば、お互いがそれぞれ待ち合わせ場所を間違えたことが原因でイベントに遅れたのに、「あの時あなたが駅前の本屋さんの前でって言ったからいけないんでしょ!

私は駅前に本屋さんが2つもあるなんて知らなかったんだから、ちゃんとどういう名前の本屋さんなのか言わなかったあなたがいけないのよ!」と言われてしまうと、確かにその通りなので相手は何も言えなくなってしまいます。

本当は、ちゃんと本屋さんの名前を確認しなかった自分にも非があるというのにです。

揚げ足取りと思わせないためには

相手に「それは単なる揚げ足取りだ」と思われてしまうと形成は一気に逆転して不利になるので、揚げ足取りに言葉を足してやる必要があります。それは「一事が万事、この調子だ」という言葉です。「あなたがいつもこんな調子だからうまくいかないのだ」と言ってしまうわけですね。

すると確かに思い当たることのある相手は、それ以上反論できなくなってしまいます。また、話の内容についての否定は相手から反論されやすいので、例えば文書の作成がきっかけなら「ここをあなたが変換ミスしたからこうなったのだ」と指摘すると相手は何も言えなくなります。

※この記事は2013年10月20日に公開されたものです

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