嫌われないための引っ越しの常識「挨拶は遅くても3日後まで」
近頃ではする人も少なくなってきましたが、ご近所さんと円満な関係を築いていくために感謝の気持ちを込めたあいさつは大切です。では、引っ越しの際にどのようにあいさつをすれば良いのか、ご紹介します。
引っ越し前のあいさつにはタオルやはがきなどを手土産に
引っ越しは大きなトラックで道をふさいだり、騒音などで何かと迷惑をかけてしまうもの。事前にご近所を回って「ご迷惑おかけします」とあいさつをしておけば印象はグンと違ってきます。
また、新しい人を地域に迎える側も「どんな人が引っ越してくるんだろう」と不安に思うものなので、こうして事前に顔を見せておけば安心してもらうことができます。あいさつをするときは、手土産にタオルやはがきなどを持っていくようにしましょう。
それから、新居のほうだけではなく、今までお世話になった方たちへのあいさつも大切です。心をこめて、この場合も手土産を持ってあいさつに回りましょう。その時に新居の住所を書いたカードなどを一緒にお渡しするといいですね。親しい相手なら、好みのお菓子などをプレゼントしても良いと思います。
引っ越し先のあいさつは向こう三軒両隣まで
引っ越しのあいさつは、一戸建てであれば新居の両隣、向かい側とさらにその両隣を目安に行います。マンションなどの集合住宅の場合は、両隣と上下、そして管理人さんや大家さんにも忘れずにあいさつに行きましょう。
そのほか、子供のことなどでお世話になると分かっているお宅にはあいさつに伺ったほうがいいでしょう。子供の顔を見せながら「これからお世話になります」ときちんとお願いしておくと、何かあったときに力になってくれたりと何かと心強いものです。
あいさつは遅くても3日後までに
引っ越しのあいさつは、できれば引っ越し当日すぐに行くのがベストです。それが無理な場合は遅くとも3日後までには必ず行くようにしましょう。早ければ早いほど相手に誠意が伝わります。できれば家族全員で「よろしくお願いします」の気持ちを込めてあいさつしましょう。手土産を忘れずに!
※この記事は2013年09月16日に公開されたものです