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無意識に相手から嫌われているNGワード「でも」「しかし」

ついつい口にしてしまいがちな「でも」「しかし」という言葉。言われた相手は自分を否定されたと感じてムッとしてしまうかもしれません。使うタイミングに気をつけてトラブルの火種にしないようにしましょう。

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相手の発言の直後は否定的な言葉は使わない

せっかく一生懸命話したのに、話し終わった直後に「でも」「しかし」と言われてしまうとがっくりきてしまいます。

それまでの労力をすべて否定されたように感じます。さらに、「お前の意見はダメだ」と言われているようで気分が悪いですね。

言っているほうはあまり深く考えていない場合が多く、自分の意見を言うための前フリとしか認識していないものですが、言われたほうはかなりショックを受けているんだということを自覚しましょう。

また、いつもこうして否定ばかりする人は、人からネガティブな印象を持たれ、敬遠される傾向にあります。誰だって自分の話を否定ばかりする人とは会いたくありませんからね。ビジネスの場では、自分に自信がないやつと思われ、信頼をなくしてしまうこともあります。

否定の言葉を使うときは、いったん相手の意見を受け入れてからにする

相手の意見に反論したいなと思ったときは、即座に「でも」「しかし」と否定せず、いったん「そうですね」「そういう考え方もありますね」などというように、相手の意見を受け入れるようにしましょう。

そうすると、相手は「自分の意見を認めてくれた」と安心し、その結果、こちらの意見も柔軟に受け入れようとする心の余裕が生まれます。

また、「あなたはそうやって思うのですか?」と質問する形で返事を返すと、相手が自分の発言について考えるきっかけとなり、その次にこちらが「しかし私はこう思うのですが」と切り出しても、それほど抵抗なく話を聞いてもらえるはずです。

相手が自分のした発言に自信満々の状態というタイミングで否定するような言葉を投げかけてはいけないということです。相手の気持ちや立場を思いやり、赤っ恥をかかせたりしないよう気をつけましょう。

※この記事は2013年09月09日に公開されたものです

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