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「さんが焼き」ってどんな料理? 全国各地の「県民ごはん」に注目!


◆だまこ鍋(秋田県)

秋田で有名な郷土料理と言えば、杉の棒につぶしたごはんを巻いて、火であぶったきりたんぽを入れた「きりたんぽ鍋」を思い浮かべる人も多いのでは? でも、きりたんぽよりも先に作られていたという説もあるのが、だまこが入った「だまこ鍋」。きりたんぽは棒状ですが、だまこはつぶしたごはんを丸めているので、形状がちがいます。また、だまこはきりたんぽとちがい、基本的には焼きません。あぶる作業がない分、家庭でも作りやすそう。

(C)もぐら/大和出版

・材料
ごはん 人数分
トリモモ肉 食べたい分だけ
まいたけ 食べたい分だけ
ごぼう 食べたい分だけ
糸こんにゃく 食べたい分だけ
長ネギ 適量
セリ 適量
水 適量
鶏ガラスープの素 適量
しょうゆ 適量
酒 適量(しょうゆと酒の割合は2:1くらい)

・作り方
1.具材をひと口サイズに切る。ごぼうはささがき、長ネギは斜めに切る。
2.だまこを作る。ごはんをビニール袋に入れてつぶして、丸める。(好みで焼いてもOK)
3.鍋に、水と鶏ガラスープの素を入れて、具材を入れる。一緒に酒としょうゆも入れる。4.火が通ったら完成

だまこはきりたんぽの原型という説もあるみたいですが、一説によると、きこりが弁当を斧でつぶしてしまったものが起源ではないかとも言われているそう。米どころ秋田ならではの郷土料理ですね。

自分では常識だと思っていた料理も、ほかの地域の人にとっては初めて見る料理はたくさんあるんですね。同書では、ほかにも「名前は知ってるけれど家で作ったりしたことはないかも……」といったご当地料理が紹介されているほか、全国のお取り寄せグルメも掲載されています。

レシピも簡単なので、自宅で手軽にご当地グルメが味わえるのはもちろん、全編通してコミック形式になっているので読むだけでも楽しめます。これ1冊で自宅にいながら全国をグルメ旅しているような気分になれますよ♪

◆『県民ごはん、作ってみました!』
著者/もぐら 1,155円(税込み) 大和出版刊

(川原裕子/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2013年08月27日に公開されたものです

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