きれいでないとがっかりするポイント一位は「口元」
シネックスインフォテック株式会社は、全国の 20 代~60 代の男女 1,000 名を対象に2013 年 8 月、「異性の印象と歯に関する意識 調査」を実施したと発表した。
アンケート調査から、異性の第一印象において、きれいでないとがっかりする部位第一位は「口元(歯を含む)(43.4%)であることがわかった。また、配偶者・恋人の身だしなみについても、きれいで ないとがっかりする部位をたずねたところ、一位が「髪」(47.4%)、次いで僅差で「口元(歯を含む)」 (43.0%)という結果となり、第一印象だけでなく、親しい間柄においても、口元の印象が重要であることがわかった。
第一印象で需要なのは“口元”! 異性の第一印象でキレイでないとがっかりしてしまう女性は 51.%、男性は 35.0%
全国の 20 代~60 代の男女に異性の第一印象で重視する点についてたずねたところ、「口元(歯を含む)」がきれいでないとがっかりする」と回答した人が 43.4%(430 人)で第一位となった。性別で見てみると、男性 35.0%(175 人)、女性 51.8%(259 人)が「口元(歯を含む)」がきれいでないとがっかりする、と回答している。
配偶者・恋人の身だしなみにおいても「口元」は重要
また、配偶者・恋人の身だしなみにおいてきれいでないとがっかりする部位についてたずねたところ、 男性は「髪」と回答した人が最も多く 44.8%、次いで「口元(歯を含む)」(32.6%)、「肌」(31.2%)の 順となった。一方、女性では「口元(歯を含む)」と回答した人が最も多く(53.4%)、次いで「髪」 (50.6%)、「肌」(19.8%)となった。親しい間柄においても、「口元」のきれいさは重要であり、特 に女性においては、異性の口元がきれいでないとがっかりすることがわかった。
口元で気になるのは、「口臭」「歯の黄ばみ・着色汚れ」が2トップ!
続いて、具体的に異性の口元で気になるのはどのような点なのかたずねたところ、1 位が「口臭」で 67.0%(670 人)、2 位が「歯の黄ばみ・着色汚れ」で 51.2%(512 人)となった。男女別に見てみても、男女共に「口臭」がトップで、男性は 57.6%(288 人)、女性は 76.4%(382 人)という結果だ。「歯の黄ばみ・着色汚れ」も女性においては 58.0%(290 人)と半数以上が気にしている。
また、自分の口元について気になる点をたずねたところ、男女共に「口臭」がトップで(男性 56.8%、 女性 55.4%)、次いで「歯の黄ばみ・着色汚れ」(男性 44.8%、女性 54.4%)となっており、自身で気になる点が異性にも気になるポイントであることが分かっている。
口臭の原因の代表格“プラーク”に対するケア「歯間掃除」などはほとんどの人が行っていない
多くの人が気にしているお口のニオイ。口臭の原因としてはプラークが挙げられるが、実は歯と歯の間のプラークは歯ブラシによる歯磨きでは取り残しが出ることが多く、しっかり除去するためにはプラス αのケアが必要。しかし、「歯ブラシによる歯磨き」は 96.2%(962 人)が毎日行うものの、その他のオーラルケアについては行っていない人が多く「デンタルフロスや糸ようじによる歯間掃除」は 55.0% (550 人/「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)、「歯間ブラシによる汚れ除去」は 62.0%(620 人 /「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)の人が、口臭を気にしているにも関わらず、毎日のプラークケアを行っていない現状が浮き彫りになった。実はコーヒーだけじゃない!「歯の黄ばみ・着色汚れ(ステイン)」の原因となる食品はたくさん 「りんご」5.1%、「バナナ」2.9%、「大豆」2.5%と、認知が低い食品も、ステインを招く
また、「口臭」の次に気になる人が多かった「歯の黄ばみ・着色汚れ(ステイン)」。 これらは、食べ物などの色素が表面に付着してできるもので、原因色素は多くの食べ 物・飲み物に含まれている。そこで、ステインが付着しやすい食材についてたずねたところ、「コーヒー」については 71.4% (714 人)の人が知っていたが、ステインが付着しやすいと言われる色の濃い食品である「ワイン」や「チョコレート」に ついても認知は半数以下という結果だった。
そして、実は「りんご」や「バナナ」といった果物、「大豆」製品も実はステインが付着しやすい食品だが、「りんご」5.1%、「バナナ」2.9%、「大豆」2.5%と、ほとんどの人が知らない現状だ。これらは普段の食生活で口にしていることも多い食品だが、(表 4)の結果によると、歯の表面に対するケアも 「歯面のクリーニング」79.1%(791 人/「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)の人が行っていない現状が浮き彫りとなった。
※この記事は2013年08月21日に公開されたものです