お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

上司・同僚・お客さまの地雷を踏む言葉「暇なときに」「とんでもないことでございます」

2013年8月19日現在「とんでもございません」の項目に誤りがあったため記事の訂正・追記をいたしました。ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位に深くお詫び申し上げます。

上司への言葉遣い、同僚への言葉遣い、お客さまへの言葉遣い…相手が違うだけで言い回しもだいぶ違ってきますよね。自分ルールの言葉で、相手の地雷を踏んづけることもある言葉を集めてみました。

【ウソと思う店員の言葉1位】

「暇なときに」

期限を設けず、相手に自由度の高い要求のように見えますが、その実、いろいろなトラブルが起きやすい言葉でもあります。

というのも、「暇なときに」とは言っても実際には期限があり、いつまでも先延ばしにできる訳ではないからです。頼まれる方としては、締め切りがあった方が業務の段取りや予定を立てやすく、その期間内にできるかどうかの判断をすることができます。

「暇なときで良いから」と言われてしまうと断りにくく、余り好ましくない言い回しでしょう。

「皆、言ってる」「皆○○なんだから」

こうした、そのほか大勢を持ち出した言い回しは、自分の責任を「そのほか大勢」になすりつける無責任な言葉です。

たとえこれで問題が起きても、「皆がそう言ってるから」という言い訳に逃げてしまうので困ります。責任感のない、ひきょうな言葉と言えるので信用できない言葉です。

「こういうこと、言わせないでほしいなぁ…」「こんなこと言いたくないんだけど」

ため息まじりに言われた日には、相手への反発心がめきめきと育っていくことでしょう…。「言わせないでくれ」という裏には、「無駄なことをさせるな」「どうしてわからないんだ?」という心理があります。

誰が聞いても威圧感のある言葉は、聞いていて気持ちの良いものではありませんよね。

「とんでもないことでございます」

相手の褒め言葉に謙遜をして軽く打ち消すときに使う「とんでもございません」というのは、間違った言葉遣いではありません。

「とんでもございません」の代わりに「とんでもないことでございます」、「とんでもないことです」こちらも同様に使うことがありますが、使用の際には注意をしなければいけない場面があります。

「とんでもないことでございます」という言葉は、謙遜をして否定する際には使用しない方が無難です。なぜなら、褒められているのにも関わらず褒めた相手に対して「褒めるなんてとんでもないことだ」という意味に受け取られる可能性があるからです。

いかがでしたか?意外と多い言葉遣いの地雷、踏んでしまえば大惨事になることも。相手も自分も穏やかに過ごすためにも、言葉遣いには十分注意していきましょう。

※この記事は2013年08月18日に公開されたものです

SHARE