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『チボリ公園』に『小山ゆうえんち』今は亡き日本のテーマパークたちの現在

かつて、日本各地にはさまざまな趣向を凝らした遊園地がありました。しかし、現在では経営不振などを理由に、その多くが閉園となっています。幼いころ、家族と一緒に行った大好きな遊園地が閉園した、という人も多くいるのではないでしょうか。今回は、今はもう閉園してしまった遊園地を紹介します。

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キャッスルランドに小山ゆうえんち……懐かしい遊園地たち

●倉敷チボリ公園(岡山県)
デンマークにある世界最古の遊園地『チボリ公園』をモデルにしたテーマパーク。1997年に開園し、国内でも屈指の入場者数を誇りましたが、少しずつ客足が遠のき2008年に閉園となりました。現在、倉敷チボリ公園の跡地は、『倉敷みらい公園』という公園や、アウトレットパークなどの商業施設として利用されています。

●伏見桃山城キャッスルランド(京都府)
京都市の伏見区にあった遊園地です。かつてこの地にあったとされる伏見城の天守閣を再現し、そのお膝元でジェットコースターなどの遊具を楽しむというものでした。1964年に開園し、2003年に閉園。跡地は運動公園になっており、伏見城の天守閣はそのまま残されています。

●フェスティバルゲート(大阪府)
大阪府大阪市にあった遊園地です。1997年に開業し、「都市のド真ん中をジェットコースターが駆け抜ける」と話題になりました。その後、来場者の減少などにより経営不振に陥り、2007年に閉園されました。跡地はパチンコ店の経営で知られる『マルハン』が買い取り、アミューズメント施設とする予定なのだとか。

●宝塚ファミリーランド(兵庫県)
兵庫県宝塚市にあった遊園地。その歴史は古く、1911年に前身である「宝塚新温泉」が誕生。『宝塚ファミリーランド』との名前になったのは1960年でした。その後、来場者の減少や施設の老朽化により2003年に閉園。跡地は『宝塚ガーデンフィールズ』という公園として再開発されましたが、これも閉鎖される予定になっているそうです。

●小山ゆうえんち(栃木県)
栃木県の小山市にあった遊園地です。1960年に開園し、関東有数の遊園地として多くの来場者を集めました。その後、温泉施設をオープンするなど注目を集めましたが、残念ながら2005年に閉園。跡地は『おやまゆうえんハーヴェストウォーク』という商業施設になっています。

●小田急御殿場ファミリーランド(静岡県)
静岡県御殿場市にかつて存在した遊園地。1974年に開園し、高度経済成長の勢いもあり多くの来場者を集めた人気施設でした。「ガンビット」というジェットコースターが絶叫マシンとして話題になるなどしましたが、1999年に閉園。跡地は『御殿場プレミアム・アウトレット』として再開発されました。

●びわ湖タワー(滋賀県)
滋賀県の大津市にあった展望タワー、および遊園地です。1965年に開園し、高さ63メートルの展望タワーが話題になりました。その後、高さ108メートルの観覧車やバンジージャンプの施設などが作られましたが、2001年に業績不振で閉園。跡地は商業施設が建設されましたが、観覧車はそのまま残されています。

他にも、『奈良ドリームランド』や『多摩テック』『呉ポートピアランド』など、さまざまな遊園地が今はもう閉園となっています。中には、『レオマワールド』のように復活するケースもありますが、かつて親しんだ遊園地がなくなるのは少し寂しいものですよね。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年08月12日に公開されたものです

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