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女性誌FRaU「フラウ文芸大賞」「女子マンガ大賞」創設 記念すべき第1回受賞作は

女性向け月刊ワンテーママガジン「FRaU」

女性向け月刊ワンテーママガジン「FRaU」(発行・株式会社講談社)は、「フラウ文芸大賞」「女子マンガ大賞」を創設。女性による女性のための「絶対に読んでおくべき一冊」をそれぞれ大賞とするほか、準大賞など各賞を選出し、受賞作品の魅力をFRaU最新号(9月号/8月10日発売)やFRaU公式デジタルメディアで紹介する。

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フラウ文芸大賞は、女性による女性のための文芸賞。FRaU読者の中心層である30歳前後の女性たちが、もっと本を読むきっかけを作りたい。また、心に潤いを与え、少しでも何かの役に立つような本を紹介したいという思いから創設した。選考基準は、「本の現場にいる女性が、女性のために、心から薦めたい作品」であること。今を生きる女性たちの心に、強く訴えかける作品が受賞作となった。

第1回フラウ文芸大賞 作品名/受賞者(敬称略)は以下の通り。

大賞:「しろいろの街の、その骨の体温の」(朝日新聞出版)/村田沙耶香
準大賞:「嵐のピクニック」(講談社)/本谷有希子
新人賞:「あのひとは蜘蛛を潰せない」(新潮社)/彩瀬まる
海外文学賞:「ブルックリン」(白水社)/コルム・トビーン(著)、栩木伸明(訳)
装丁賞:「ここは退屈迎えに来て」(幻冬舎)/山内マリコ

女子マンガ大賞は、大人女子に読んでほしい作品を「女子マンガ」として選定し、紹介することが目的。少女マンガ・少年マンガなど、読者の性別やジャンルは問わず、最も重要とするのは「とにかく、文句なしに面白い!」こと。そして、その先に「悩みへの回答」や「明日への活力」といった何らかの価値が、読んだ人の心に残ってくれる作品であること。

第1回女子マンガ大賞 作品名/受賞者(敬称略)は以下の通り。

大賞:「にこたま」(講談社)/渡辺ペコ
女の生き方賞:「姉の結婚」(小学館)/西 炯子
パワーチャージ男子賞:「昭和元禄落語心中」(講談社)/雲田はるこ
青春フラッシュバック賞:「かくかくしかじか」(集英社)/東村アキコ
大人ファンタジー賞:「ひきだしにテラリウム」(イースト・プレス)/九井諒子

なお、各作品への選評コメントは、FRaU公式ウェブサイト・特設コーナーで公開中。

※この記事は2013年08月09日に公開されたものです

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