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携帯・スマホ都市伝説!「窓際は受信が良い」「髪の毛くるくるで受信が良くなる」これって本当か調べてみた!

昔、「携帯電話の電波の入りが悪いときは、アンテナを髪の毛でくるくるすると受信状態が良くなる」なんて話がありましたが、これって本当だったのでしょうか? また、「屋内では窓際ほど受信状態が良い」なんて話もあります。今回は、こうした携帯電話に関するうわさについて調べてみました。

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やっぱり窓際は受信状態がいい!

NTTドコモ広報部の佐藤さんに、うわさの真偽を伺いました。

――昔、アンテナを髪でくるくると巻くようにすると受信状態が良くなる、という都市伝説のような話がありましたが、これは本当でしょうか?

佐藤さん 携帯電話の持ち方や向きで電波の受信状況が変わることはありますが、ご質問の内容につきましては根拠のないものと考えます。

――根拠はなく、本当にうわさだったということですね。他にも、電波に関することですが、受信状態が悪い場合は窓際に行く方がいい、これは本当でしょうか?

佐藤さん 屋内では、最寄りのアンテナ(基地局)の位置や部屋の構造により、屋外からの電波が届きづらいことがあります。

――なるほど。ということは、窓際に行くことで電波が入る可能性は高まるのですか。

佐藤さん そうですね。窓際に移動することで、屋外のアンテナ(基地局)からの電波が届きやすく、携帯電話が利用しやすい状況になるケースは多いと想定されます。

電波が悪いと電池の消費も早い……

――電波に関する話で、受信状態が良い場所より、受信状態が悪い場所で使用する方が電池の減りが早くなる、というのは本当ですか?

佐藤さん 携帯電話は、受信する電波の状況によって送信する電波の強さ(電力)を調整しており、一般的に、アンテナ(基地局)から遠くなる(電波が弱くなる)と送信する電力が大きくなるので、電池の消耗が早くなります。

――この話は本当だったのですね!

佐藤さん 携帯電話は常に品質の良い電波を探して切り替えを行いますので、「圏外」表示のように電波が全く届かない場所や電波が弱く品質の悪い場所では、電波を繰り返し探したり、頻繁に切り替えを行うため、より電池の消耗が早くなります。

――そうだったんですか……受信状態が良くない場所では、バッテリーの管理も大切なのですね。ちなみに、スマートフォンの電池パックは充電しながら使用すると劣化が早まるという話もありますが、これは本当ですか?

佐藤さん スマートフォンやケータイを利用しながらの充電を繰り返していると、電池が熱くなり、電池パックの寿命が短くなってしまう場合がありますよ。

「髪の毛でくるくる」に関しては根拠のないことのようですが、それ以外は本当のことのようです。特に、電池パックの寿命が短くなってしまう行動はできるだけしない方がいいですね。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年08月01日に公開されたものです

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