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結婚4年目は危ない年? 夫婦円満の秘訣とは

高見綾(心理カウンセラー)

Kaoru Sawa

結婚4年目の夫婦が心がけること

恋愛中は「振られてしまうかもしれない」「嫌われたくない」と不安でも、結婚生活に慣れてしまうと「もう大丈夫だろう」という油断が出てきます。結婚当初は素敵に思えたことも、時が経つと短所に思えてしまい、つい嫌味な発言になることも。結婚していたとしても、離婚や浮気のリスクはいつでもあるもの。いつも一緒にいると、つい慢心したり、甘えたりしがちですが、そんなときにこそ注意したいことがあります。

結婚4年目に夫婦が注意すべきこと

夫のことをよく見ること

夫は基本的に妻の役に立ちたいという気持ちがあります。そして妻に自分のがんばりを認めてもらいたいのです。家族のために仕事をがんばっているのに、妻にダメ出しばかりされたり、空気のように扱われたりするのでは、自分の存在価値を感じられなくなり、居場所がないような感覚に襲われたりするでしょう。そんなときに別の女性から尊敬されたりやさしくされたりすると、魔がさしてしまうこともあるかもしれません。

だからこそ、目を見て「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と言いながら、夫をよく見るようにしましょう。「今日は疲れているね」と気づいて心配するだけでも、夫は「ちゃんと見てもらっている」「興味を持ってもらえている」という安心感を覚えるはずです。普段なかなか言えない夫への感謝の気持ちを、目を見て伝えるのも効果的です。

女磨きを忘れないで

妻は自分の中の「女」をすり減らすことなく、楽しむことがとても大切。結婚生活に慣れたり、子どもができたりすると、どうしても自分のことがあと回しになってしまうかもしれません。しかし、自分のことをおろそかにしてはいけません。自分のことを大切にできないと、夫にも大切にされなくなってしまいます。ときにはショッピングに出かけ、おしゃれをして女性であることを楽しみましょう。たまには夫と待ち合わせデートをすることも、恋人時代のときめきを思い出せるのでおすすめですよ。

結婚4年目の夫婦が円満に過ごすには

円満な関係を続けていくためには、お互いに成長し続けていくことが必要。好奇心を忘れずに、仕事や子育てなどを通じて得た「気づき」を2人で共有していくことがいい刺激になるのです。子どもが生まれたとしても、お互いを「パパ」「ママ」と呼ぶのではなく、名前で呼び合って2人の関係を楽しもうという意識を持つこともいいでしょう。

日々の生活の中で、相手への不満が溜まることも。それでもパートナーのいいところをきちんと口に出して伝えていくことはとても大切です。人はどうしても「私が思うように愛してほしい」と思いがち。しかし、そのこだわりをいったん脇において、純粋に相手の愛情を感じようと意識してみてください。なかにはごく小さな愛情表現もあるかもしれませんが、たくさんの愛情を注いでもらっていることに気がつくでしょう。そうすれば感謝の気持ちが湧き、相手のことをますます大切にしようと思えます。

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