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アイドル声優ユニット”クローバー”で知られるラムズ、破産手続きを開始

声優タレント養成所を経営しているラムズが、6月7日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。帝国データバンクによると、負債は約2億6000万円とのこと。

1991年に設立した同社は、2004年に声優養成所「ラムズ・プロフェッショナル・エデュケーション」を、2006年には、声優タレントを中心とする劇団「ラムズ・アクターズ・シアター」を設立。若手声優たちによるアイドル声優ユニット「クローバー」を結成し、アイドル声優ブームを起こすなど事業の多角化を進めてきた。

2007年6月期には年収入高約7億円を計上。ベンチャーキャピタルや大手コンテンツ会社が出資するなどしていたが、その後、不採算事業であった自社製作のDVD事業からの撤退や、不況から減収傾向が続き、2011年6月期の年収入高は約4億5000万円に落ち込んでいたという。

さらに、所属していた人気声優がプロダクションから相次いで独立、移籍し、3月31日に事務所を閉鎖していた。

※この記事は2013年06月20日に公開されたものです

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