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絶妙!やりすぎない 山メイク&モテコワザ

LESSON2
低地より紫外線が高い山ではUVケアが重要

自然の中にいると、心地のいい風に日差しがやわらいで紫外線対策について怠慢になりがち。しかし、たとえば、山などの場合、標高1000mくらいの低山で紫外線が10%アップするといわれています。紫外線には、皮膚がんや目の病気を引き起こす可能性があるほか、体内の免疫力を低下させることがあります。

さらに、気になるのは最近話題の“光老化”。紫外線の本当のおそろしさは、浴びた直後に赤くなったり、黒くなったりすることではなく、ダメージが蓄積されていくということ。光老化は、浴びる紫外線の強さと時間に比例しており、自然老化に比べてシミ、シワ、たるみが著しく出るといわれています。まずは、きちんと紫外線対策をしてためない努力をしましょう。

ケアの基本である日焼け止めの選びかたは?

紫外線には、A波、B波、C波があり、C波はオゾン層に吸収されて地上に届きません。防ぎたいのは、シミ、シワ、たるみの原因になるA波とシミ、そばかす、炎症の原因になるB波です。保湿を徹底したうえで、日焼け止めを使って対策をしましょう。

日焼け止めは、顔用と体用などの塗る部分や使うシーンによって使い分けることをオススメします。また、日焼け止めには、よく「SPF00PA+」などと書かれていますが、SPFがB波、PAがA波についての表示です。一般的に日焼け止めを選ぶときは、SPFを重視しがちですが、これは、B波によって斑点ができるのをどれぐらい伸ばせるかというもので、SPFの数値が高いからといって日焼けしないわけではありません。それよりもA波のほうが真皮まで届き、後のリペアがしづらいのでPA効果が高い(+の数が多い)ものを選びましょう。さらに、今年からPA表示が変更になり、最高レベルがPA+++からPA++++になりました。トレッキングやキャンプなど野外での時間が多いときは、SPF30-50、PA++-PA++++の範囲で選ぶといいですね。

~橋本さんオススメの日焼け止めを紹介~

LJモイストシマーUV

ラメ効果で素肌美人に見せられる

化粧下地にも使えて伸びのいい日焼け止め液。保湿成分クインスシードエキス、ヒアルロン酸配合でうるおいもキープできるだけでなく、すっぴんでも明るさと透明感のあるつや肌に見せてくれます。

「LJモイストシマーUV」(SPF30、PA++)4,200円/レナ・ジャポン・インスティチュート

UV&WHITEモイスチャーミルク50+

体用にもOKのウォータープルーフ

3種の植物エキス皮脂によるUVダメージ防御成分、ブライトニング成分、保湿成分を配合したUVミルク。きしみ感や乾燥感のない美容液のようなつけ心地は、顔だけでなく体にぬっても気持ちいい。水や汗、皮脂にも強いウォータープルーフタイプ。

「UV&WHITEモイスチャーミルク50+」(SPF50+、PA+++)3,675円/ドクターシーラボ

効果的に塗るコツは?

日焼けしやすい場所

ミルクやクリームを塗るときは、手の甲であたためてから使うとしっかり肌にフィットして汗崩れしにくくなります。できれば、商品説明に記載されている3倍の量を使うイメージで、右の図を参考にして、日焼けしやすいほおや鼻先には多めに、額はこめかみまで、耳のうしろ、あごの下にも忘れずにきちんと塗りましょう。まんべんなく均一に塗ることを心がけて。

また、塗り終わったら、保湿のときと同じように両手で包み込むように押さえて保湿をしましょう。

【次ページ】 自然体の美しさをつくるメイクのコツを紹介

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