知ってトクする「薬膳的に体を潤す食材」で肌もぷるぷる!
働く女子が、ランチタイムに眺め読みするだけでも楽しい、作っている自分をイメージして、キレイになるコツがわかったような気になる。そんな、美味しくて、楽しそうな料理レシピをお伝えする連載です。4人の人気料理ブロガーが週替わりで料理レシピをお伝えします。
とろぷるヨーグルトゼリー葡萄ジュレ
こんにちは! 国際中医薬膳師の清水えり(fanifani)です。
寒さが戻ったり蒸し暑かったりして、なかなか衣替えもできませんでしたが、ようやく本格的な初夏の陽気になってきましたね。今年の夏は暑くなりそうですが、そんなときにうれしいのが冷たいデザート!
今回はヨーグルトを使ったヘルシーなゼリーを紹介します。ゼラチンの量を抑えたふるふるのヨーグルトゼリーに、砂糖不使用のブルーベリーとりんごジュースのジュレをのせました。体の中から涼しくなる薬膳の知恵がいっぱいで、日焼け対策にもなるヘルシーデザートです。
☆薬膳的に体を潤すヨーグルト、りんごジュース
ヨーグルトは薬膳では「体を潤す食材」で、乾燥肌や便秘改善に効果的。日焼けをすると皮膚が乾燥してダメージをうけますが、これをあとに残さないために大切なのが潤い補給。外側からだけでなく内側から潤すことで、シミ・しわの予防に。
ヨーグルトのほうは、牛乳のタンパク質が乳酸菌によって分解されて吸収されやすくなっているので、肌のターンオーバーを促し、さらに腸内環境改善によって美肌につながります。
ジュレのベースになるりんごジュースにも、体を潤す効果があるので乾燥対策になります。薬膳的には涼性の食材ですから、体にこもった熱を冷ましてくれます。暑気にあたったときや暑くて食欲がないときに、胃腸の働きを整える働きもありますよ。
生のものはあまり出まわらない時期ですが、手軽に果汁100%のジュースを使っても効果は同じです。彩のきれいなブルーベリージャムは「肝」に働いてシミの予防に。抗酸化作用の強いアントシアニンが豊富なので、紫外線による活性酸素の除去にも役立ちます。
仕事で疲れたりするとついつい食べたくなる甘いものですが、市販のアイスクリームやデザートもいいけれど、たまには手づくりデザートで健康美人を目指しちゃいましょう!
材料(6個分)調理時間15分
A粉ゼラチン 4g
A水 大さじ1
A牛乳 大さじ2
プレーンヨーグルト 400g
甜菜糖 25g
コンデンスミルク 大さじ2
キルシュ (あれば)小さじ1
レモン汁 小さじ1
りんごジュース 200g
ブルーベリージャム 大さじ2
B粉ゼラチン 4g
B水 大さじ1
B赤ワイン 50cc
巨峰 6粒
作り方
-
- ヨーグルトゼリーをつくります。Aのゼラチンを耐熱容器に入れた水に振り入れてふやかし、牛乳も加えてレンジで30秒加熱。
- 1が沸騰しないように見張りながら加熱して、沸騰する直前に止めて溶かします。
- プレーンヨーグルトに甜菜糖とコンデンスミルクを加えてよく混ぜ、2のゼラチン、キルシュ、レモン汁も加えて混ぜます。
- 固める容器の半分まで注ぎ、冷やして固めます。
- Bのゼラチンも同じように水でふやかし、赤ワインを加えてレンジで溶かします。
- 6 りんごジュースにブルーベリージャムを加え、5のゼラチンを溶かします。4の上に注いで、皮をむいた巨峰を入れて冷やし固めます。
*中医薬膳師 清水えり(fanifani)*
普段から野菜中心で季節に合わせたヘルシーなごはんを心がけています。薬膳の勉強中で、一人ひとりに合わせた、おいしくてきれいになるメニューを提案するお仕事をするのが夢。中医薬膳師、家庭薬膳アドバイザーでもあり、普通に買える食材で、おうち薬膳レシピも提案していきます。
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※この記事は2013年05月24日に公開されたものです